アニメ/コミック等
ランキング参加中読書←よくわからないけど参加してみることにしました ◆『澁澤龍彦訳 幻想怪奇短篇集』 『怪奇小説傑作集4』(以下『怪奇集4』)の収録作と『ふらんす怪談』が合わさった本らしく、再編集本といった感じなのかな。『怪奇集4』の方は既読なの…
例によって録画視聴。 「ダークマン」(Darkman)(1990年) サム・ライミらしいチープな映像効果と時代変化によるレトロ感が加わり、いい塩梅にコミカルさがアップし楽しめる。リーアム・ニーソンと、コーエン兄弟でお馴染みフランシス・マクドーマンドが悲恋…
ランキング参加中読書 一見それなりに読んでいる風にみえますが、小説誌とかは以前に読んだ感想も多いし、読み切り短篇の少ない雑誌も結構あるし、1月の読書時間の大部分は漫画です(笑)。 ◆『わが母なる暗黒』ジェイムズ・エルロイ 久しぶりにシミルボンに…
昨年から年末はNHK-BSのアメリカン・ミュージック・アワード観たり(今はK-POP部門があるのね、凄いなあ)、BSベストヒットUSAの年末特番やTVKのBillboard年間ベスト100を観たりしてる。 www.nhk.jp www.bs-asahi.co.jp www.tvk-yokohama.com 今も小林克也や…
ベストブックを昨年から選ぶようにしたけど、いきなりつまずいて、なかなか読書がはかどらず。特に今年は新刊を積んでばかりという有様。 まあ自分でもまとめとして整理できるので今年もやるか。 ◎新刊 ・『血を分けた子ども』オクテイヴィア・E・バトラー …
◆『二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件』ピーター・レフコート メジャーリーグの二遊間で恋が芽生えるという話だが、ややゆったりした序盤から、後半の加速していく展開がお見事。やるせないユーモアが漂うも企画もの的な安易さはなく、ドレフュス事件と符…
◆『二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件』ピーター・レフコート メジャーリーグの二遊間で恋が芽生えるという話だが、ややゆったりした序盤から、後半の加速していく展開がお見事。やるせないユーモアが漂うも企画もの的な安易さはなく、ドレフュス事件と符…
さて令和版アニメ「うる星やつら」1クールの放送終了。 そちらを消化し、読み残しが結構あった原作の方も消化をし続けている。 ということで、いろいろ思いつくことがあったので、前回のブログタイトルも少し変え funkenstein.hatenablog.com 、つらつらとま…
諸般の事情で積読本の消化を目指すも、相変わらず低調だなー。 ◆『ジョナサンと宇宙くじら』ロバート・F・ヤング 昔の版は「くじら」がひらがななのよね(2006年のはカタカナ)。 「九月は三十日あった」 未来で時代遅れとなってしまったアンドロイド教師を…
長いこと(いやホントに長くなってしまった(苦笑)SF小説を読んでいると、アニメにはとんでもなく詳しい人が大勢いることを十分過ぎるほど感じているので、ブログで(twitterでも)言及を避け気味でここまできたところはある。 まあ単発の映画の感想は書い…
諸般の事情でしばらくは低調が続きそうです。 ◆『気分はもう戦争』矢作俊彦・大友克洋 昔読み逃していた作品。改変歴史ものの系統になんとなく最近興味が寄っていて、どうかなと思って初読。一時、享楽的な80年代のノリで戦争が描かれていたら残念だという迷…
◆『羅陵王』佐藤史生 去年創元から出た『SFマンガ傑作選』(福井健太編)で遅ればせながら初めて読んで、ユニークかつ面白かったのと、twitterで言及されていて興味を持ったので買って読んでみた。どの作品も性差の難しい問題を繊細にくみとっているSF/ファ…
結局「デューン」以後はまた家で観ているだけですね。まあ仕事上注意をしなくてはいけないので、勿論映画禁止されているわけでもないけどついつい人混みを避け自重する日々なのです。 ・「カラー・アウト・オブ・スペース ー遭遇ー」(2020年) ラヴクラフト…
旧暦主義者の丸屋九兵衛氏、2月が新年イベントとなる。 というわけで2-3月の【恒例! 旧正月アジアフェス2022】を例によって聴いた。 ・【ASIAN MUSIC REVIEW】旧正月音楽祭! 越境アジア系R&Bとヒップホップの宴 一向に現在のR&Bやヒップホップに明るくなら…
あけましておめでとうございます。今年もボチボチですが、ブログ継続しますのでよろしくお願いいたします。 さて新年一発目は12月に読んだ本と読書関係で参加したトークショー。 まずはトークショーの方から。 最近訳書が連続して刊行されたシルビナ・オカン…
そうそう、まずは読書会とイベント参加について。 まずは名古屋SF読書会。 www.ne.jp お題は劉慈欣『三体Ⅲ』。何度かお邪魔しているが、このご時世にオンラインでやっていただけるのはありがたい! 大長編のあらすじがまとまっている労作のレジュメに従って…
・メジャーリーグ2(1994) 1は好きだが、2はちゃんと観たことがなかったような。1から5年も経っていたのね。話は、1で奇跡の快進撃をしたチームがすっかりゆるんで、という流れ。冒頭にシューレス・ジョーの「嘘だと言ってよ、ジョー」のパロディがあるね。た…
今年はルパン三世アニメ化50周年とかで、WOWOWプラスでルパン三世のアニメをいろいろ放送している。 そういえば評価の高い劇場映画の第一作、第二作を除けば観たことなかったよなー、と気づいた。 とはいえ、劇場用とTVスペシャルを合わせると当然かなりの数…
と、ベイスターズへの愚痴をこぼしてばかりだと、さらに体調が悪くなりそうなので、まだ5月は終わっていないが少し早めに観たTV放送の映画など備忘録。 ・池松壮亮✖️横溝正史 反省会(NHK-BS) 見直しもありつつ、メイキング座談会を視聴。いやー満島ひかりの…
春は春とて丸屋九兵衛。 ということで、3月末〜4月初旬は アーリーナードの春休み。卒業なんかできないイニシエのオタク・ルールズ! と銘打たれた一連のトークシリーズ。 ・【Q-B-CONTINUED vol.22 REMIXED】コスプレと仮面とロールプレイの世界史……都の西…
・シリーズ江戸川乱歩短編集 - NHK NHKの満島ひかりの乱歩シリーズ、今回は少年探偵団もの。期待通り面白かった。アニメなど変化に富んだ映像表現も良かったが、特にキャスティングがツボ。仲本工事、坂井真紀など、こちらの年齢層をターゲットにしていたの…
丸屋九兵衛さんイベント、今回は<アジア文化祭>と題しての6イベント。 【旧暦年賀状付き限定特上コース】を応募して、年賀状をいただく。 もう一枚は、2015年にプレゼントで応募した分。もうファン歴も長くなってまいりました(笑) ・【丸屋九兵衛のMUSIQ…
「コララインとボタンの魔女」(2009年)(録画視聴) CSでやっていたのを録画視聴。もう10年以上も前の映画なのか・・・。基本的にあまりアニメーション/ストップ・モーション・アニメーションに詳しくないので、技術的には最先端と違和感ない印象で観るこ…
コロナによる自粛期間でも丸屋九兵衛さんは積極的にオンラインイベント敢行。 さすがである。 5/30に聞いたのは ・Q-B-CONTINUED vol.37 2パック、西郷どん、キム・ジョンナム。珍説・俗説・都市伝説で読み解く世界史 生存説の残るヒーローたちなどの話から…
NHKで再放送されている名作アニメ「未来少年コナン」、なかなか放送を追うのは難しいので(時間的にも性格的にも)、youtubeにあることに気づき、とりあえず観はじめたら、(いつもの今さらなのだが)さすがの出来に全部観てしまった。 世代的にある程度は観…
シネフィルWOWWOWでうる星やつらの映画をまとめてやっていたのでふと思い立って全部観た。ビューティフルドリーマーの評価は高かったので2回ほど観たがそれ以外は初見。うる星やつらについては漫画の登場が衝撃的だった世代で(あんなにキャラクターが面白く…
「マイマイ新子と千年の魔法」(2009年) 録画視聴。「この世界の片隅に」の片渕須直監督の、日常と非日常が重なる世界を巧みに描出する手腕がよくあらわれていて面白かった。 「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇」「螺巌篇」(2008、2009年) 録画視聴。…
クルムヘトロジャンがどこの出身であるか長年気になっていた。 非常に情報が少ない中で唯一の資料となる知香社のウロン文学全集11「へろ」も持っていない(まあ買おうにも価格的に無理だったが)ところで途方に暮れる中、幸いにもネットの時代ありがたいこと…
『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち』フランソワ・ダンベルトン shimirubon.jp『飛ぶ孔雀』山尾悠子 比類ない美しい文体、そして異世界の構築性という点で追随を許さない作家だが、これまで描かれる世界は西洋的な印象の…
『ドラゴン・ヴォランの部屋』J・S・レ・ファニュ 「ロバート・アーダ卿の運命」ある人物の呪われた運命が二つの視点から描かれる。話自体の出来もよいが、ジャンルの分化が進んでいない時代の書き方としても興味深い。 「ティローン州のある名家の物語」裕…