異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

読書(SFマガジン)

2025年10月に読んだ本

ランキング参加中読書 読書量低下に加えてブログ更新も停滞気味。 ◆『神州纐纈城 』国枝史郎 神州纐纈城 (河出文庫 く 5-1)作者:国枝 史郎河出書房新社Amazon 古典だが初読。因果と耽美、美文に大きな魅力があり、伝奇小説に大きな影響を与えたというのもよ…

2025年9月に読んだ本

ランキング参加中読書 相変わらずの低空飛行。 ◆『魔群の通過』山田風太郎 魔群の通過―天狗党叙事詩山田風太郎幕末小説集2 (ちくま文庫)作者:山田 風太郎筑摩書房Amazon 幕末の天狗党の乱を追った、忍法帖のイメージからすると意外なくらい、歴史的事実から…

2025年5月に読んだ本と参加したイベント

ランキング参加中読書 もう6月ですか。 ◆『ホット・ゾーン』リチャード・プレストン ホット・ゾーン エボラ・ウイルス制圧に命を懸けた人々 (ハヤカワ文庫NF)作者:リチャード プレストン早川書房Amazon 世評高い本書だが、やはり抜群に面白い。予備知識少な…

2025年2月に読んだ本と参加した読書イベントなど

ランキング参加中読書 なんとか部屋を片付けようと積読を消化中。しかし今一つ元気が出ず…。本の方は森下ベストに選んだ2冊。 ◆『ロボットの夢の都市』ラヴィ・ティドハー ロボットの夢の都市 (創元海外SF叢書)作者:ラヴィ・ティドハー東京創元社Amazon サ…

2025年1月に読んだ本と参加した読書イベント

ランキング参加中読書 まだまだ調子悪くてあたりまえモード(苦笑)。 ◆『ハイドゥナン』藤崎慎吾 ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)作者:藤崎 慎吾早川書房Amazonハイドゥナン (下) (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)作者:藤崎 慎吾…

2024年10-11月に読んだ本と参加した読書イベント、安部公房展

ランキング参加中読書 読書は相変わらず停滞しておりますが、体調はようやく安定しつつあり。 10-11月まとめて。 ◆『まっぷたつの子爵』イタロ・カルヴィーノ まっぷたつの子爵 (岩波文庫)作者:カルヴィーノ岩波書店Amazon 読書会に参加するつもりで再読し…

SFマガジン2025オールタイム・ベストSF投票

ランキング参加中読書 実は体調不良が続き読書もさっぱり(大病というわけではありません)。 ということで場つなぎ投稿。 SFマガジン2025年2月号で発表される「2025オールタイム・ベストSF」の投票結果を公開。 簡単に概略だけ説明すると、投票が行われるの…

2024年7月に読んだ本と参加した読書会・読書イベント(あるいはジーン・ウルフでいっぱい(いっぱい?)の月

ランキング参加中読書 とにかくここのところ『デス博士の島その他の物語』に全振りして、関連読書をしたりなど。(他にももろもろ立て込んでいたので、いっぱいいっぱいでもあったり(苦笑) デス博士の島その他の物語 (未来の文学)作者:ジーン ウルフ国書刊…

2024年6月に読んだ本と参加した読書会・読書イベント

ランキング参加中読書 雑誌を読んだり。 ◆『いまは見てはいけない』ダフネ・デュ・モーリア いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫)作者:ダフネ・デュ・モーリア東京創元社Amazon 「いま見てはいけない」 娘を失い、心理的に動揺のみられ…

<シミルボン>再投稿 10代の多感な時期に大き過ぎる出会いとなったディレイニーの青春群像

ランキング参加中読書※これは #この一冊で、私の人生が狂いました というハッシュタグのコラムやレビューを募集した際に書いたもの。時は準宝石の螺旋のように (1979年) (サンリオSF文庫)作者:サミュエル・R・ディレーニAmazon サミュエル・R・ディレイニー…

2024年3月に読んだ本

ランキング参加中読書ランキング参加中音楽 引き続き低調。 ◆『一千億の針』ハル・クレメント 一千億の針【新版】 (創元SF文庫)作者:ハル・クレメント東京創元社Amazon 『20億の針』から28年経っての続編。長い時をはさんでの続編という当時の盛り上がりは想…

2023年12月に読んだ本、参加した読書会やイベント

ランキング参加中読書 2023年に読んだ本まとめを書きたいので、12月分を先に更新。 ◆『シンドローム』佐藤哲也 シンドローム (ボクラノSFシリーズ)作者:佐藤 哲也株式会社 福音館書店Amazon 何かが飛来した町に次第に奇妙な現象が起こる、といったパニックも…

2023年11月に読んだ本とオンラインで聞いたイベント

ランキング参加中読書 低調が続いております。 ◆『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック流れよわが涙、と警官は言った作者:フィリップ K ディック,友枝 康子早川書房Amazon 長ーいこと積んであった課題本(の一つ)を読了。近未来社会でL…

<シミルボン>再投稿 『奇跡なす者たち』ジャック・ヴァンス

ランキング参加中読書 『奇跡なす者たち』ジャック・ヴァンス ~異世界を鮮やかに描き出すマエストロの傑作選~ 異世界描写にかけてはSF界きってのマエストロ、ジャック・ヴァンスの傑作選である。 ヴァンスの最大の魅力はなんといってもあたかもその場に居…

2023年10月に読んだ本とオンラインで聞いたイベント

ランキング参加中読書 今月も量はもう一つですなあ。 ◆『エデンの黒い牙』ジャック・ウィリアムスン エデンの黒い牙 (創元推理文庫 F ウ 6-1)作者:ジャック ウィリアムスン東京創元社Amazon 人狼伝説をベースにし、人類史の影に隠れた闇の一族の秘密をめぐる…

<シミルボン>再投稿 連載「奇妙な味を求めて」 第6回『ゴッド・ガン』バリントン・J・ベイリー

ランキング参加中読書ゴッド・ガン (ハヤカワ文庫SF)作者:バリントン J ベイリー早川書房Amazon~SF界屈指の鬼才の魅力がコンパクトに提示された、入門に最適の短編集~ ニューウェーヴ世代の作家ながら、荒唐無稽なアイディアが作品のコアになるあまりに独…

<シミルボン>再投稿 連載「奇妙な味を求めて」第1回異色作家短篇集ベスト

ランキング参加中読書 さて<シミルボン>に投稿した書評の再投稿ですが、今回からもう一つ連載形式にした「奇妙な味を求めて」の方に入ります。 第1回として異色作家短篇集の自分なりの楽しみ方を自己紹介のようなつもりで書いて、その後は異色作家短篇集好…

<シミルボン>再投稿 連載「放克犬のおすすめポピュラー音楽本 第3回『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』野中 モモ

ランキング参加中音楽ランキング参加中読書 『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』野中 モモ ~様々な顔を持つポップスターのキャリアをコンパクトにまとめた入門書として最適な一冊~ 2016年1月10日世界中の人々を魅了し様々な分野に影響を与えた…

2023年9月に読んだ本と参加した読書イベント

ランキング参加中読書 諸般の事情(?)で初めて『指輪物語』を読み始める。とりあえず1-4巻を読了。さすがに映画「ロード・オブ・ザ・リング」(と「ホビット」)を観ていたので、設定やキャラクターとだいたいの流れを思い出しながら、割とすんなり読めて…

2023年7月に読んだ本と怪奇幻想読書会

ランキング参加中読書 諸般の事情で読んだ本はちょっとだけ。 ◆『ピンポン』パク・ミンギュ 世界の命運を握るピンポンの試合にいじめられっ子二人が挑む!というフォーマットは魅力的なのだが、枝葉の部分にどうものれない部分があって個人的には今ひとつだ…

2023年6月に読んだ本

ランキング参加中読書 うーんあまり読めなかったなー。 ◆『ブエノスアイレス食堂』カルロス・バルマセーダ 原題はManual del caníbal。帯に"アルゼンチン・ノワール"のワードもあり、強烈な冒頭から始まる。ただし、いわゆるノワールっぽいパートは終盤で、…

2023年5月に読んだ本、参加した読書イベント

ランキング参加中読書◆『ドローンランド』トム・ヒレンブラント ドイツ作家による近未来ハードボイルドSF。覇権国が一変し、ドローンによる監視が当たり前となったヨーロッパで、議員の殺人事件の背景にある巨大な陰謀を追う刑事が主人公。ヴァーチャル世界…

2023年4月に読んだ本、参加した読書イベント

ランキング参加中読書◆『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』岡和田晃[編]山野浩一 山野浩一研究を継続的に行い、THの連載「山野浩一とその時代」で当時の時代というものまで詳細に伝えてくれる岡和田晃氏による編集のレア小説集。 1 「死滅世代」と一九…

2023年3月に読んだ本、と怪奇幻想読書会

◆『輝く断片』シオドア・スタージョン 再読。 「取り替え子」 遺産相続のため、赤ん坊の世話をして家庭的なところを親戚に見せなくてはいけない夫婦。偶然現れた赤ん坊はで、というコメディ。切れの良い会話が楽しい一作。 「ミドリザルとの情事」 冒頭いき…

2023年2月に読んだ本、参加した読書イベント

ランキング参加中読書←よくわからないけど参加してみることにしました ◆『澁澤龍彦訳 幻想怪奇短篇集』 『怪奇小説傑作集4』(以下『怪奇集4』)の収録作と『ふらんす怪談』が合わさった本らしく、再編集本といった感じなのかな。『怪奇集4』の方は既読なの…

2023年1月に読んだ本

ランキング参加中読書 一見それなりに読んでいる風にみえますが、小説誌とかは以前に読んだ感想も多いし、読み切り短篇の少ない雑誌も結構あるし、1月の読書時間の大部分は漫画です(笑)。 ◆『わが母なる暗黒』ジェイムズ・エルロイ 久しぶりにシミルボンに…

中野善夫「英米幻想文学への招待」を聴いた

ランキング参加中読書NHK文化センター青山教室のオンライン講座「英米幻想文学への招待」全3回を聴いた。 元々オンラインでもなかなか定時の講座を聴くのは難しいのだが、ディレイ視聴可能で、講師はお話もさせていただいたことのある中野善夫さんということ…

2022年2月に読んだ本

諸般の事情でまた低調気味。 まあ仕方ありませんな ◆『HHhH』ローラン・ビネ 実際にあった、ナチス高官ハイドリヒ襲撃事件を題材にした小説。とはいえ通常の歴史小説とはやや趣が異なり、語り手が事件の取材を進めていく過程と実在の人物の歩みが重なるユニ…

2022年1月に読んだ本と聴いたトークイベント

古い雑誌ばかり読んでましたね。 あとちょうど先ほどオンラインイベントを聞いたのでまずそれから。 ・【月刊ALL REVIEWS】牧 眞司 × 豊崎 由美、アドルフォ・ビオイ=カサーレス『英雄たちの夢』(水声社)を読む 小説の紹介者として大変信頼すべき(しかも息…

エレガントな解答

たまには誰もわからない話でもするか(え?大概いつも話題の範囲は狭いんじゃないかって?まあそうですな)。 当ブログ主は一浪して大学に入学した。 浪人の時の話をしたい。 浪人した理由もみっともないもので、志望学部を変えてやり直したいと親にねだった…