異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『人形の家』 イプセン

人形の家 (岩波文庫)作者: イプセン,原千代海出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/05/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (32件) を見る 名作として知られる戯曲。1879年の作品のなのね。 病気の夫に内緒でよその男から金を工…

『世界の果ての庭』 西崎憲

世界の果ての庭 (ショート・ストーリーズ) (創元SF文庫)作者: 西崎憲出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/04/26メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 先日の<SFなんでも箱>までに読了しておこうと思ったんだけど、遅れて今になってしまっ…

シャーロック3はじまった

そうそう、NHK-BSで始まった『シャーロック』のシーズン3の感想も書いておくか。 シーズン2の最後シャーロックの死で終わったが(実は生きていることがはっきり描かれていたものの)、それはもちろん見せかけで、さてどのように死が演出されたのかというのが大…

CSで映画『怪獣大戦争』

怪獣大戦争 【60周年記念版】 [Blu-ray]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2014/07/16メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見る「キングギドラの脅威を避けるため地球側にゴジラとラドンを借りたX星人。しかし、これは地球を攻撃するためのX星人の策…

上野に行ってジャック・カロ展とバルテュス展観てきた

話題のバルテュス展を観に東京美術館に行ったが上野駅からすぐの国立西洋美術館でジャック・カロ展がやっていてポスターの絵にトラップされそちらも観てきた。 ジャック・カロは全く知らなかったが17世紀初頭の版画家。中に入ると小さい銅版画が多いので貸し…

『11』 津原泰水

11の不思議な世界に誘ってくれる圧倒的な短編集。ひとつひとつけっして長くはないのにバラエティ豊かで濃密な作品ばかりで、しかもどれをとっても著者ならではと感じさせる。 「五色の舟」 再読。やっぱり傑作。この一家の存在感がすごくて、是非また登場さ…

録画した『(500)日のサマー』観た

(500)日のサマー [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2012/09/05メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (27件) を見る「恋愛に不器用な青年が経験するほろ苦い500日を描いたラブコメディ。気…

『オマル-導きの惑星』 ロラン・ジュニフォール

オマル-導きの惑星- (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者:ロラン ジュヌフォール発売日: 2014/04/10メディア: 単行本「総面積は地球の5000倍にもおよぶ巨大惑星オマル。そこではヒト族、シレ族、ホドキン族の3種族が暮らしていた。何世紀にもおよぶ壮絶な抗争の…

<池澤春菜&堺三保のSFなんでも箱 #7ゲスト:西崎憲>に参加してきた

正式なタイトルは「池澤春菜&堺三保のSFなんでも箱(Anything Box) #7 ウルフ!ウルフ! ウルフ! 大事なことなので三回言ってみました。」。 ということで今年訳出されたばかりのジーン・ウルフ『ピース』の訳者西崎憲さんをゲストに迎えた読書イベント。…

森美術館の<アンディ・ウォーホル展 永遠の15分>行ってきた

森美術館10周年記念とのこと。 まあ昨日終了してしまったのだが。5/5SFセミナー明けに開場前に到着したのだが、凄い人出!それもそのはず、終了間際であることもさることながら、かなり大規模な展覧会で初期作品から晩年まで網羅されていて、非常に見応えが…

SFセミナー2014

今年も参加してきた。 諸般の事情でレポートはしばらく書く予定はありません。 いろいろ楽しかったし、普段twitterでやり取りをさせていただいている方々とお話出来たのが何よりも最高でした! 皆さまありがとうございました。

映画『アナと雪の女王』

評判のよいことに加えストーリーも面白いということで観てきた。たしかにこれは傑作。 アニメーションの表情だとか動きの進化もさることながら雪と氷を基調とした美術センスがなんとも素晴らしい。音楽もよかった。あまり詳しくないのだが、アナの一部の衣装…