読書(ホラー/ファンタジー)
ランキング参加中読書 引き続き積んでたSFマガジン消化につとめたので本自体は少なめ。 ◆『19世紀ロシア奇譚集』 19世紀ロシア奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aタ 1-1)光文社Amazon「アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー」アレクセイ・…
ランキング参加中読書 とにかくここのところ『デス博士の島その他の物語』に全振りして、関連読書をしたりなど。(他にももろもろ立て込んでいたので、いっぱいいっぱいでもあったり(苦笑) デス博士の島その他の物語 (未来の文学)作者:ジーン ウルフ国書刊…
ランキング参加中読書 諸般の事情により相変わらず低調。 ◆『予期せぬ結末2 トロイメライ』チャールズ・ボーモント予期せぬ結末2 トロイメライ (扶桑社ミステリー)作者:チャールズ・ボーモント扶桑社Amazon 楽しめたのは「とむらいの唄」「秘密結社SPOL」「…
ランキング参加中読書~特別な力を持つ”翡翠″をめぐり、血で血を洗う抗争が繰り広げられる傑作任侠小説~ 翡翠城市 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者:フォンダ リー早川書房Amazon それを持つ者に特別な力を与える”翡翠”。そんな”翡翠”によって、人々ひい…
ランキング参加中読書 2015年から3冊の短編集が刊行されたポーランドの作家グラビンスキ。 1887年オーストリア=ハンガリー帝国領ガリツィア生まれで20世紀前半に活躍したこの作家「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をもち<ポーランド…
ランキング参加中読書~SFの父ウェルズの多才な顔を伝えてくれるバラエティに富んだ短篇集~ 盗まれた細菌/初めての飛行機 (光文社古典新訳文庫)作者:ウェルズ光文社Amazon 時間旅行、火星人による侵略、人造生物などなど現在のSFへいまだに大きな影響を与…
ランキング参加中読書※追記:昨年11/13に逝去。これを書いた後に『時の他に敵なし』が翻訳、こちらも大傑作であった。『樹海伝説』を読みたいと思っているのだが、今や古書サイトですら入手難しくなってきてしまったなあ。技量の高い作家であった。 ~SF界の…
ランキング参加中読書~人気作家による抜群のリーダビリティを誇る傑作集~ 洋梨形の男 (奇想コレクション)作者:ジョージ・R・R・マーティン河出書房新社Amazon 今や≪ゲーム・オブ・スローンズ≫の原作者といった方が通りやすいのではないかと思われるジョ…
ランキング参加中読書 低調が続いております。 ◆『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック流れよわが涙、と警官は言った作者:フィリップ K ディック,友枝 康子早川書房Amazon 長ーいこと積んであった課題本(の一つ)を読了。近未来社会でL…
ランキング参加中音楽ランキング参加中読書 さて丸屋九兵衛さんオンラインイベントは秋も目白押し!! ということで2023年秋は<万物評論家の秋:文化祭は補習天国!>、ということで9/29ー11/3にかけて、怒涛の6イベントが続く(もちろん11/30までディレイ…
ランキング参加中読書 今月も量はもう一つですなあ。 ◆『エデンの黒い牙』ジャック・ウィリアムスン エデンの黒い牙 (創元推理文庫 F ウ 6-1)作者:ジャック ウィリアムスン東京創元社Amazon 人狼伝説をベースにし、人類史の影に隠れた闇の一族の秘密をめぐる…
ランキング参加中読書千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選 (創元推理文庫)東京創元社Amazon~海からやってくるものたちに気をつけろ!~ The Monster Bookという英題もついている、中村融編の怪物アンソロジー。当然面白くないわけがない。あとがきも心なしかお…
ランキング参加中読書天来の美酒/消えちゃった (光文社古典新訳文庫)作者:アルフレッド・エドガー コッパード光文社Amazon~一度はまると癖になる、ユニークな短篇作家の幻想短篇集~ 1878年イングランド生まれの幻想文学作家の短篇集。貧しい生活の中で様々…
ランキング参加中読書~19世紀生まれの先駆的作家による傑作短篇集~ 以前はサンリオSF文庫で刊行されていた知る人ぞ知る名短篇集の復刊。とはいえ再刊されるまで本書のことはあまりよく知らず、19世紀中頃の早世した作家であることもこの本を通じて知った。…
ランキング参加中読書~異能作家のなんとも不思議な傑作~ なんとも不思議な本なのである。 19世紀と20世紀の変り目の東欧、架空の小国スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国が舞台。 多岐に渡る分野の博士号を有する上に(なぜか)私兵を雇う資格…
ランキング参加中読書 さて<シミルボン>に投稿した書評の再投稿ですが、今回からもう一つ連載形式にした「奇妙な味を求めて」の方に入ります。 第1回として異色作家短篇集の自分なりの楽しみ方を自己紹介のようなつもりで書いて、その後は異色作家短篇集好…
ランキング参加中音楽ランキング参加中読書70年代ロックとアメリカの風景: 音楽で闘うということ (椙山女学園大学研究叢書 49)作者:長澤唯史小鳥遊書房Amazon~これまでの70年代ロックのイメージを一新する、優れた評論~ ロックの絶頂期はいつなのか?と問…
ランキング参加中読書 諸般の事情(?)で初めて『指輪物語』を読み始める。とりあえず1-4巻を読了。さすがに映画「ロード・オブ・ザ・リング」(と「ホビット」)を観ていたので、設定やキャラクターとだいたいの流れを思い出しながら、割とすんなり読めて…
ランキング参加中読書 今月も低調(悲)。 『幻の女』ウィリアム・アイリッシュ 幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者:ウイリアム アイリッシュ早川書房Amazon ミステリのオールタイムベストに挙げられる作品。予備知識があまりないままにタイトル…
ご縁があり、開始当初から利用していたシミルボンが今年10月1日24時で終了するとのこと。 https://shimirubon.jp/columns/1711228 うーむ残念。 第3回シミルボンコラム大賞もいただいたりして、単なる読書好きながら、非常にモチベーションを高めてくれる読…
ランキング参加中読書 うーんあまり読めなかったなー。 ◆『ブエノスアイレス食堂』カルロス・バルマセーダ 原題はManual del caníbal。帯に"アルゼンチン・ノワール"のワードもあり、強烈な冒頭から始まる。ただし、いわゆるノワールっぽいパートは終盤で、…
◆『輝く断片』シオドア・スタージョン 再読。 「取り替え子」 遺産相続のため、赤ん坊の世話をして家庭的なところを親戚に見せなくてはいけない夫婦。偶然現れた赤ん坊はで、というコメディ。切れの良い会話が楽しい一作。 「ミドリザルとの情事」 冒頭いき…
ランキング参加中読書←よくわからないけど参加してみることにしました ◆『澁澤龍彦訳 幻想怪奇短篇集』 『怪奇小説傑作集4』(以下『怪奇集4』)の収録作と『ふらんす怪談』が合わさった本らしく、再編集本といった感じなのかな。『怪奇集4』の方は既読なの…
ランキング参加中音楽 昨年から年末はNHK-BSのアメリカン・ミュージック・アワード観たり(今はK-POP部門があるのね、凄いなあ)、BSベストヒットUSAの年末特番やTVKのBillboard年間ベスト100を観たりしてる。 www.nhk.jp www.bs-asahi.co.jp www.tvk-yokoha…
ベストブックを昨年から選ぶようにしたけど、いきなりつまずいて、なかなか読書がはかどらず。特に今年は新刊を積んでばかりという有様。 まあ自分でもまとめとして整理できるので今年もやるか。 ◎新刊 ・『血を分けた子ども』オクテイヴィア・E・バトラー …
◆『二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件』ピーター・レフコート メジャーリーグの二遊間で恋が芽生えるという話だが、ややゆったりした序盤から、後半の加速していく展開がお見事。やるせないユーモアが漂うも企画もの的な安易さはなく、ドレフュス事件と符…
◆『二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件』ピーター・レフコート メジャーリーグの二遊間で恋が芽生えるという話だが、ややゆったりした序盤から、後半の加速していく展開がお見事。やるせないユーモアが漂うも企画もの的な安易さはなく、ドレフュス事件と符…
本や映画の消化が低調なのでまとめて(体調が悪いとかではないのですが、この状況はしばらく続きそう。 まずは本から。 ◆『ドラゴンになった青年』ゴードン・R・ディクスン 実験の失敗からドラゴンの住む世界に飛ばされてしまった恋人を追ったら、そこでドラ…
◆『ベースボール・イズ・ミュージック! 音楽からはじまるメジャーリーグ入門』オカモト"MOBY"タクヤ 面白かったので、久々にシミルボンに投稿しました。 shimirubon.jphttps://shimirubon.jp/reviews/1708419 なんとなく積んでいた宇宙SFも読んでる。 ◆『ス…
ランキング参加中読書NHK文化センター青山教室のオンライン講座「英米幻想文学への招待」全3回を聴いた。 元々オンラインでもなかなか定時の講座を聴くのは難しいのだが、ディレイ視聴可能で、講師はお話もさせていただいたことのある中野善夫さんということ…