2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
さる3月23日にスラデック『ロデリック』翻訳者の柳下毅一郎さんと解説を担当された円城塔さんのトークショーのまとめ。 その昔、新高円寺に住んでいたので高円寺駅前もそれなりによく通ったが随分変わっていた(まあ20年近く前だから当然か)。文禄堂は駅前…
申年初めてのQ-B-CONTINUED、ということで猿にちなみ西遊記特集、ちょっと遅れてまとめ。今回は場所が代わってやや見つけるのが難しいRedBullStudios。 挙手で判明したのは初めてのお客さん多いとのことでタツオさんから 「今までのお客さんどうしての?早速…
楽しい≪ナイトランド叢書≫のシリーズ。今回はこれまた嬉しい心霊探偵ものだ。「侵入者」 バーストーリーでエイルマー・ヴァンスの語る事件の有様を聞き手であるデクスターが記述するという黄金のパターン。キター!って感じだよね。しかもやめとけ的な<降霊…
1903年生まれのアイルランド作家(本名Michael O'Donovan、ペンネームの本名もいかにもアイルランド系だ。O'が入っているし、Donovanもアイルランド系に多かった記憶がある)。村上春樹が<フランク・オコナー国際短篇賞>を受賞しているように、優れた短篇作…
最近ブログ更新が停滞。いろいろ書き留めておく必要があるのだが。 いつにもまして備忘録モードでパーソナルな記録という要素強めで簡単に。 4/25Bob Dylanのコンサートに行ってきた。セットリストはこちら。以前のブログを読むと前回2014年3月31日、前々回2…
"カーニバルの夜、語り部ソリボは言葉に喉を掻き裂かれて死ぬ──クンデラに「ボッカッチョやラブレーにつづく口承文学と記述文学の出会い」と激賞された、クレオール文学の旗手の代表作。これは読む小説ではなく、聴く小説だ。お喋り文体に乗って、愉快で奇っ…
Princeの曲ばかり聴いている。そんな心ぽっかり状態のブログ主、先日少し触れたPrince本についての感想。 ミュージシャンで作家でもありWOWOWぷらすとでの軽妙なトークもお馴染み幅広い分野で活躍中の方だが、本書は昨年出版さればかりで奇しくもタイムリー…
去る4月21日Princeが亡くなってしまった。享年57歳。 80年代の音楽で育ったブログ主としては、当時の革新的アルバムの数々の印象があまりにも強く、一方あまりにも作品数が多く配信のやり方も一定していない印象があったことから部分的にしか聴けていなかっ…