異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

2022年ベストブック

 ベストブックを昨年から選ぶようにしたけど、いきなりつまずいて、なかなか読書がはかどらず。特に今年は新刊を積んでばかりという有様。
 まあ自分でもまとめとして整理できるので今年もやるか。

◎新刊
・『血を分けた子ども』オクテイヴィア・E・バトラー
・『ルビーが詰まった脚』ジョーン・エイキン
・『書痴漫画』
あとはノンフィクション。
・『ベースボール・イズ・ミュージック! 音楽からはじまるメジャーリーグ入門』オカモト"MOBY"タクヤ
◎旧刊(2021年以前)
まずはSF・ファンタジー(とその周辺)から。
・『移動迷宮 中国史SF短篇集』
・『断絶』リン・マー
・『亡霊星域』アン・レッキー
・『ファイナルジェンダー 神々の翼に乗って』ジェイムズ・アラン・ガードナー
・『折れた魔剣』ポール・アンダーソン
・『魔女誕生 新訂版コナン全集2』ロバート・E・ハワード
・『魔の都の二剣士 <ファファード&グレイ・マウザー1>』フリッツ・ライバー
・『ジャーゲン』ジェイムズ・ブランチ・キャベル
・『時界を超えて』藤本泉
・『ジョナサンと宇宙くじら』ロバート・F・ヤング
・『第三の魔弾』レオ・ペルッツ
その他やコミック
・『HHhH (プラハ、1942年) 』ローラン・ビネ
・『チャイルド44トム・ロブ・スミス
・『川の名前』川端裕人
・『あいつらにはジャズって呼ばせておけ ジーン・リース短篇集』
・『羅陵王佐藤史生
・『気分はもう戦争大友克洋
 SFベストは例によって森下一仁さんのところに参加する予定なので、積読本の消化はなんとか2月末までに消化できれば(いいのだが…)。
ノンフィクション
・『みんな水の中-「発達障害自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』 横道誠
 大体こんなところかな(ちょっと選び過ぎで長くなってしまった)。
 『血を分けた子供は素晴らしかったですね。
 あとこれまで苦手と思い込んでたヤングの『ジャナサンと宇宙くじら』が素晴らしくて、やはり思い込みはよくないと実感。
 そういえばTVドラマだけどNHKの「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」も今年だった。非常に出来がよくて毎回楽しめた。

www.nhk.jp
他ヒロイックファンタジーも少しずつ読めたかな。
 それから結構前のハードSFも収穫には入れなかったけどちょっと消化して、アン・レッキーやジェイムズ・アラン・ガードナーを読んだのも今年だったな。
 漫画では今更だけど佐藤史生が発見だったかな。
 (『うる星やつら』は別に書いているので割愛)
 そうそう『ベースボール・イズ・ミュージック!』も素晴らしかったな。シミルボンも久々に書いたし。
来年も沢山いい本と出会えるといいな。

※2023年1/3追記 肝心な一冊を忘れていた。
・『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』いしいひさいち
 ファドを扱うとはまた渋い。評判通りの傑作で、余韻の残る着地点も素晴らしかった。