異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

丸屋九兵衛さんイベント2024年6月は【BLACK MUSIC MONTH 2024】!

 丸屋九兵衛さんイベントは続くよー。
 ということで2024年6月は【BLACK MUSIC MONTH 2024】!

https://blackmusicmonth2024.peatix.com/?utm_medium=web&utm_source=results&utm_medium=%E4%B8%B8%E5%B1%8B%E4%B9%9D%E5%85%B5%E8%A1%9B%3A35.3367%2C139.534%3A%3A%3A3959149&utm_campaign=search
正確にはAfrican-American Music Appreciation Monthだそうで。
(まだ7/21まで見られますよー)
①6/8(土)【Soul Food Assassins vol.39】ラッパーたちの命名センスを読み解く:グッチ、ミツビシ、アル・カポネ
 実名からかけ離れた芸名をつける人がほぼ全員(らしい)ヒップホップ。その名前の由来を紹介。ホントに丸屋さんは文化人類学的に良い仕事を続けているなあ。このテーマも黒人大衆文化のいったんを明らかにしていると思うんだよね。芸名のユニークさといえば、カリプソに通じるものがある気がする。
②6/14(金)【Soul Food Assassins vol.40】魅惑のコンセプト・アルバム世界! 物語として音楽を楽しむということ
 世界最初のコンセプト・アルバムはWoody Guthrie 'Dust Bowl Ballads"なのか。Ray Charlesなどポピュラーミュージックにおける股旅もの紀行ものの系譜は面白いねえ。m-flo作品はあまりわかっていなかったなー。アフロフューチャリズム系についても相変わらず表面的な理解にしかたどり着けていなくて、歌詞をちゃんと確認する時間を割ければなあと思っている。
③6/22(土)【Soul Food Assassins vol.41】ケンドリックとドレイクは速すぎる! のんびりビーフの時代を再訪だ
④6/23(日)【Soul Food Assassins vol.42】ファンク生誕60周年記念! 聴き語り音楽史会:JB、スライ、WAR、オハイオ
 ギリギリまでファンク関連企画でありつつ詳細は未公開だったこの回、結局王道の大御所についての特集であった。ファンク生誕60周年とはJB"Out Of Sight"から60周年ということらしい。上記のほかMiles DavisHerbie Hancock、EW&F、The Barkays。EW&Fのスタジオ録音のヴォーカルはモーリス・ホワイトフィリップ・ベイリーのみだったというのもびっくり。日暮泰文逝去に伴い過去話も少し懐かしかった(ミュージックマガジン育ちなので)。
⑤6/30(日)【Soul Food Assassins vol.43】続・黒人音楽の流れを変えた偉人たち! ソウル、R&B、ヒップホップのパラダイムシフト
 80年代後半-90年代のブラック・ミュージックの話、しかも技術革新含めた細かい話まで登場したので、世代的に一番よく同時代を追っていた時期でなるほどと思う内容であった。特にNew Jack Swing周りの話に目から鱗がボロボロ落ちた。"Mama Used To Say"のJuniorが影響していたとは!