旧暦主義者の丸屋九兵衛氏、2月が新年イベントとなる。
というわけで2-3月の【恒例! 旧正月アジアフェス2022】を例によって聴いた。
・【ASIAN MUSIC REVIEW】旧正月音楽祭! 越境アジア系R&Bとヒップホップの宴
一向に現在のR&Bやヒップホップに明るくならない当ブログ主だが、ちょっとだけ最新チャートをチェックするようになり(とはいえTVKのビルボード番組を時々観るくらいだが)、本イベントの「ザ・ウィークエンド以降」という切り口にも反応できるようになったのは進歩といえよう(<誰もほめてくれないので自分で高評価w)。このアジア系R&B/ヒップホップは以前から行われているが、丸屋氏のアジアン(ミュージック)シンジケート的なコネクションが感じられる面白さがポイント。いつか世界を牛耳る日がやってくることを期待して止まない。
・【Q-B-CONTINUED vol.69】めくるめくアジア映画の迷宮へ! 香港、韓国、タイ&MORE
諸般の事情で、映画は音楽以上に縁遠くなってしまい…。時代もの、特撮もの、コメディといろいろあって楽しそうだ。現在の気分としては、旧正月映画の定番の明るい感じが一番観てみたいかも。世の中がパッとしないからね。(しかし、ああいうめでたしめでたし的な大団円はなるほどシェークスピアからなのか)
・【Q-B-CONTINUED vol.70】世界史スーパースター列伝:中華編パート2! 張良子房と後輩たち
劉邦のブレイン張良や冒頓単于、匈奴と中国の関係(衛青や金日磾など)、宣帝
の話が面白かったね。中国歴史SFから中国史に興味も覚えてきたのでいろいろ読んでいければなあ(なかなか時間がないが)。
・【Q-B-CONTINUED vol.71】スーパーロボット大変! 機器人バトルはアジアの華! feat. いんちき番長
アニメ・漫画には同世代の中では明るくないことは常々このブログでも言及してきたが、当然子供の頃ロボットアニメに親しんできたので、出てくる国内アニメのほとんど(とテコンV)の少なくともタイトルは聞いたことがある。しかしまあ意外といろんな敵味方のストーリーや設定があったのだなあ。様々な試行錯誤があってガンダム以降のアニメになっていったのね。それにしてもゲストいんちき番長の知識の豊富さと小さい時からの記憶が素晴らしいなあ。これぞ生きた知識といえるだろう。
・【Q-B-CONTINUED vol.72】我LOVE香港FOREVER! 愛しき混沌パワー都市の歩み]
ロシアのウクライナ侵攻に暗澹たる気持ちになる昨今だが、一方中国から香港への弾圧もまた世界に影を落とす動きであった。そんな香港へのエールを送る企画。五棟のマンションに様々な文化背景や国からの4000人が暮らし(出入りする人々は120か国以上?)、アフリカからの携帯が大量に売られているという(個人的にはリアルサイバーパンクな世界を感じさせる)重慶大厦(チョンキンマンション)のことは知らなかったなー。