異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん

ノンフィクション(一般)

2017年4月に読んだ本

4月はいろいろ忙しくて少なかったなあ。反省(積読ばかり増えていく傾向がさらに加速しておる・・・)。『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀 19世紀ポーランドの農村を舞台にした重厚な『吸血鬼』から一転、今度は第二次大戦中のドイツ都市部で監視の…

2017年3月に読んだ本

昔買って積んでいた文芸誌を結構拾い読みした。 『新潮』2015年9月号 川上未映子「苺ジャムから苺をひけば」 腹違いの姉がいることを知った少女。技巧的には文句なしだが、手堅過ぎるのと子どもたちが妙に大人びているのが気になりいまいち。 金井美恵子「孤…

2016年7~9月読了本

諸般の事情でなかなか長い読書感想が書けない。ただ備忘録の役割も果たせなくなってきているので、しばらくはメモ書き程度でブログ記事以降の読了本の整理。『カント・アンジェリコ』高野史緒 サイバー・バロックの煽り文句も踊る、カストラートとハッキング…

『クレオール語』 ロベール・ショルダンソン

“ヨーロッパの植民地社会で育まれ、特別な歴史を体現するにいたったクレオール語は、どのように発生したのか?本書は、ピジン語との比較検討やこれまでの理論的研究を手際よく紹介したうえで、社会言語学にもとづきながら独自の説を提唱している。クレオール…

『特殊な本棚』柳下毅一郎、『ロデリック:(または若き機械の教育)』ジョン・スラデック

エッセイと長年刊行が待たれていた大作が同時期に出て、ちょっとした柳下毅一郎祭りとなっている(多少時間が経ってしまったが(笑) さて『特殊な本棚』。本の雑誌の連載で欠かさず読んでいた、一風変わった本を毎回紹介するエッセイ。柳下氏には翻訳家・映…

『ロジ・コミックス:ラッセルとめぐる論理哲学入門』

『ロジ・コミックス:ラッセルとめぐる論理哲学入門』 アポストロス・ドクシアディス/クリストス・パパディミトリウ アレスコス・パパダトス=作画 アニー・ディドンナ=彩色 松本剛史=訳 高村夏輝=監修‛20世紀を代表する哲学者にして、数学者・論理学者…

『逆立ちしたフランケンシュタイン 科学仕掛けの神秘主義』 新戸雅章

科学者のイメージってどんなだろう。世界がよくなる理想を追い日夜寝る間を惜しんで研究する高潔な人物だろうか。はたまた不気味な発明を密かにすすめ自らの研究のためなら他人の命すらなんとも思わない冷徹な人物だろうか。フィクションの中ではしばしばそ…