音楽(ロックなど)
もう9月ですか・・・。とりあえず備忘録。『解放されたフランケンシュタイン』ブライアン・オールディス 長年の読もうと思っていたが、ようやく読了。ストーリー的に軽いかな?と思ったところも荒俣宏解説ではきちんと解き明かされていてさすが。ただ個人的…
『黒檀』カプシチンスキ 長期間に渡りまた非常に広範囲に及ぶアフリカのルポルタージュ集。危険をおかすことも厭わず外からの視点を超え現地に踏み込み記録し得ぬものを記録しようとする情熱と筆力がすごい。残した作品が世界各地にも広がっていたことにも驚…
The Specialsもさほど詳しくない。なにせスカで好きなのはFishboneというぐらい。個人的に中学高校の頃ハマった人種混淆音楽ってPrinceなどハードロック的な要素を持ったもので、2トーンってちょっと年上の人達の世界だったんだよなあ。我々が好きだったのは…
時々CDを買ったり、レコードコレクターズの特集号を買ってみたり。そういえばCD-ROMの“Gingerbread Man”を買ってみたこともあったっけ。ザ・レジデンツ とにもかくにも正体不明のグループである。どうやら活動開始は1968年に遡り(「明快で曖昧、奇怪で愉快…
{} P-Funk mythology(当ブログの関連記事1、関連記事2)の原点ともいわれる作品で、個人的にはもっと早くに読むべきだった本。遅れてしまったが読了。 ダンスが止まらないという奇妙な感染症ジェス・グルーをめぐり監視・抑圧を強めていこうとする白人勢力…
『ストップ・プレス』マイクル・イネス 殊能将之氏のホームページでの秀逸な紹介から13年余り、翻訳刊行されてから11年余り、ふと思い立って読み始めたらミステリ慣れしていない当ブログ主にも(年末年始の休みを使うことによって)意外にすんなり読めた。癖の…
吉田さん丸屋さんトークショーの翌日は(用事を済ませた後)予約していたボウイ展へ(ちなみにこの展覧会は入場時間帯による予約があります。ただ当日券もあるようです。入れ替え制ではないので長くいても問題なし)。吉田さん丸屋さんは昨年のSFマガジン4月号ボ…
ディープなSFトークイベントを仕掛けるLive Wire、気鋭のサックスプレイヤーかつSFやアニメにも造詣の深い吉田隆一さんが丸屋九兵衛さんを迎える企画。副題に “『丸屋九兵衛が選ぶ、ジョージ・クリントンとPファンク軍団の決めゼリフ』発売記念 SFコンセプト…
あけましておめでとうございます。 備忘録以上の内容ができるめどがまだ立っていませんが、まあとにかくだらだらとは続けようとしておるブログでございます。 おつき合いいただければ幸いでございます。さて12月に読んだ本の羅列。 『宇宙探偵マグナス・リド…
当日昼間のサイン会に行けなかつた・・・。前の時のサイン会も平日で行けなかったのに・・・。 ま、気を取り直して。ライヴはやっぱり最高だった!近年Gary ShiderやBelita Woodsといった核となるベテランたちを失ったなかでも、やはりGeorgeのファンク力は…
さて後半。こちらはトークショーの話になるが、実際はBIBLIOPHILIC & bookunion 新宿(以下union)が中心で下北沢B&B(以下B&B)でのはちょっとになります(諸般の事情から)。(例によって※印はブログ主の感想、間違い等あればご指摘を) Bootsyの話。まず1988年の…
あーもう10月になっちゃった。遅れたけど書くよ! 7/15ジョージ・クリントン自伝『ファンクはつらいよ』発売を記念して、監修にあたった(カラフルな栞を4本もつけただけの仕事との噂があるものの、その4色はGeorgeの以前のカラフルな髪型に合わせた色で赤緑…
“ドゥワップ・シンガー兼ソングライターとしてキャリアをスタートしたジョージは、リズム・アンド・ブルースからモータウン、ビートルズ、ストーンズ、サイケデリック・ロック、ファンクに至るまで、ポップ・ミュージックのあらゆるトレンドを吸収した。70年…
またまた遅すぎるまとめ。さる6月7日のQ-B-CONTINUEDはようやく(笑)音楽テーマが登場。しかも2本立てだ!『丸屋九兵衛が選ぶ、ストレイト・アウタ・コンプトンの決めゼリフ』刊行記念!それからPrince追悼・・・。(以下いつものように話題順不同、断片的な個…
というわけで先週行ってきた。 www.parco-play.com ギンズバーグの詩をテーマに現代音楽の巨匠フィリップ・グラスにパンクの女王パティ・スミスがコラボレーション、翻訳に村上春樹・柴田元幸が加わるという豪華な顔合わせ(とはいえフィリップ・グラスに関し…
いろいろ読書イベント好きの当ブログ主。今度はギンズバーグだ!とはいえ長年興味はあったもののビートニクについてはわからないことがずっと多くてねえ・・・。ようやく2014年のビートニク映画祭(自分のブログ)から身近なものに感じられた。で少しずつギン…
最近ブログ更新が停滞。いろいろ書き留めておく必要があるのだが。 いつにもまして備忘録モードでパーソナルな記録という要素強めで簡単に。 4/25Bob Dylanのコンサートに行ってきた。セットリストはこちら。以前のブログを読むと前回2014年3月31日、前々回2…
Princeの曲ばかり聴いている。そんな心ぽっかり状態のブログ主、先日少し触れたPrince本についての感想。 ミュージシャンで作家でもありWOWOWぷらすとでの軽妙なトークもお馴染み幅広い分野で活躍中の方だが、本書は昨年出版さればかりで奇しくもタイムリー…
去る4月21日Princeが亡くなってしまった。享年57歳。 80年代の音楽で育ったブログ主としては、当時の革新的アルバムの数々の印象があまりにも強く、一方あまりにも作品数が多く配信のやり方も一定していない印象があったことから部分的にしか聴けていなかっ…
Brian Wilson公演に行ってきた。Brian Wilsonといえば言わずと知れたThe Beach Boysの中心人物。稀代のメロディメーカーでロックの可能性を広げた偉大なミュージシャンである。また西海岸の開放的な空気を体現したかのような音楽を作りながら、オタク中のオ…
80年代音楽育ちの当ブログ主にとって、この二人は音楽の先生といえる存在である。まあ中村とうようという大きな存在があって影響を受けたというのはあり、この二人も中村とうようとのからみがあるともいえるが、世代的に若く脂がのって(今でも十分二人とも…
と何だかぼんやりしたタイトルになってしまったが、最近Robert Frippのソロなどを聴いたりしているわけです。3/2の脱法ラジオを楽しみにしている80年代音楽育ちのブログ主はピーター・バラカン、近田春夫の両氏(と昔のミュージックマガジン)に大きく影響を…
映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』観てきた。 コーエン兄弟による60年代初頭のにニューヨークフォークシーンを描いた作品。なかなか面白かった。 1961年のニューヨーク、売れないフォークシンガーのルーウィン・デイヴィスは住む家もなく仲間の家…
すごい雨で入場を待つのにも濡れてしまう有様でした。 それはさておき、割といい整理番号だったので前方で観られた♪ いやー素晴らしいライブだったよ~。まだコンサートあるので行ける方はいった方がいいですよ! 以下雑感(予備知識なしに観たい人はスルーで…
平日は仕事の一般人なので、3/23も行って3本(「キング・オブ・ザ・ビート」は昨日観たので4引く1)。 「スウィンギング・ロンドン 1&2」 なんと残念、この回は手違いで2の方は字幕なしがかかってしまったorz。こういうインタビュー系のものはニュース読みみ…
<ビートニク映画祭>行ってきた。 当ブログ主は映画祭などへは小規模なものでも全く行ったことはなく、今回初めて。ビートニクにちょうど興味が出たこと、柳下毅一郎氏に山形浩生氏のトークショーがあること、ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」「…
ボブ・ディラン――ロックの精霊 (岩波新書)作者: 湯浅学出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/11/21メディア: 新書この商品を含むブログ (15件) を見る「ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問うほど意味が逃げていく。謎多き現…
ランキング参加中音楽 最近プログレを聴いている。80年代に中学・高校という多感な時代を過ごしたブログ主はロックに関してはなかなか当時の音楽観から脱却することが出来なかった(当時は音楽評論家という音楽紹介者の影響力が大きくこちらもモロにその影響…
さて、ポールの日本公演のことに触れなくてはいけない。 予想をはるかに超える凄いコンサートだった。本人がものにした数々の名曲に、ゆかりのある伝説的なジョンやジョージやジミのカヴァーも織り交ぜて、年齢を感じさせないテンポで休みを取ることも無く次…