異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

1980年あたりのロックを振り返って(Robert Frippなど。非プログレ目線(笑)

と何だかぼんやりしたタイトルになってしまったが、最近Robert Frippのソロなどを聴いたりしているわけです。3/2の脱法ラジオを楽しみにしている80年代音楽育ちのブログ主はピーター・バラカン、近田春夫の両氏(と昔のミュージックマガジン)に大きく影響を…

今年も投票BEST-SF2015

恒例の森下一仁さんによる2015年SFベスト投票に参加(昨年も参加したんだけど、ブログ記事にはしなかったんだなー。アバウトな性格だなー(笑) こんな感じで送信。「多くは読めなかったのですが、なかなかインパクトのある作品が多かった気がします。 『ク…

CSで観た映画『ロジャー・ラビット』『真夜中の弥次さん喜多さん』『地球が静止する日』

CSで観た映画。いつもの備忘録。 『ロジャー・ラビット』(1988年) 初見。いつの間にやら公開から30年近く経っている!時の流れオソロシ。さすがに実写とアニメ―ションの融合技術としては当時らしい限界は感じざるを得ない部分はあるがトータルとしてみれば…

『新ナポレオン奇譚』 G・K・チェスタトン

“1904年に発表されたチェスタトンのデビュー長編小説、初の文庫化。1984年、ロンドン。人々は民主主義を捨て、籤引きで専制君主を選ぶようになっていた―選ばれた国王は「古き中世都市の誇りを復活」させるべく、市ごとに城壁を築き、衛兵を配備。国王の思い…

『カステラ』 パク・ミンギュ

“現代韓国文学の人気作家・パク・ミンギュのロングセラー短編小説集。洒脱な筆致とユーモアあふれる文体で、主人公の若者たちを取り巻く「就職難」「格差社会」「貧困の様相」etcを描きながら、彼ら彼女たちに向ける眼差しを通して、人間存在への確かな信頼…

『歌う船』アン・マキャフリー

脳機能に異常はないが機械の助けなしでは生きられないヘルヴァが宇宙船となって様々な出来事に遭遇し成長をする連作長篇。1969年作でシリーズものの印象が強いが、2作目は1992年で随分間が空いている上に共作でその後も共作が続いて終りの方はマキャフリー原…

CSで観た映画『タイム』『ヒッチコック』『野獣死すべし』

例によって備忘録。 『TIME/タイム』(2011年) 誰もが25歳の姿で暮らすが貨幣の代わりに時間がやり取りされなくなると死んでしまう未来社会。富豪たちが不老長寿に近い生活を送る一方で貧しい人々は一日の命をやっとつなぐ。時間の充電がスマホっぽいそんな…