異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

クイーンを!観て!きた!!

 というわけで、クイーン+アダム・ランバート@東京ドームですよ。


 人生初クイーンということなのです。
 映画「ボヘミアン・ラプソディー」の時にいろいろ書きましたなあ。

funkenstein.hatenablog.com
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 フレディ時代を同時代で体験していながら、結局当時観られなかった悔いは正直ある。楽曲的には群を抜く完成度で、上記ブログ記事の前編の方で書いたように、まだまだ変なこだわりの強い世代ではあったが、それでも興味的にも視野に入れてはいたバンドだったのだが……(行くとしたら1981-82年の頃だったかなあ)。
 ということで、アダム・ランバート時代も把握してなかったのだが、なんのことはないベストヒットUSAを観たら、アダム・ランバートが想像以上にハマっていたことに驚かされたからである。
 楽曲は"Somebody To Love"だったようだが(検索した)、そのせいか、この人のヴァージョンを連想したのだ。

Queen & George Michael - Somebody to Love (HD Remastered) (The Freddie Mercury Tribute Concert) - YouTube
 フレディトリビュートコンサートでのジョージ・マイケル
 大きなフレディの影がつきまとってしまう難曲にストレートに対峙、堂々と自らのものにしている。まさに名唱である。
 しかし、アダム・ランバートもまた勝るとも劣らない。歌い方は全く違うのだが、圧倒的な歌唱力で楽曲を再生させていく在り方が共通している(フレディ以外のクイーン曲というものが存在しうるという実例を示してもらったことで、アダムがある程度モデルとしたんじゃないかなと今は妄想すらしている)。
 とにかく「ああこれなら<クイーン>を体験できる」と思い、検索したらまだチケットが買えたので観てきたというわけ。
 期待は全く裏切られることはなかった。
 オリジナルのブライアン・メイロジャー・テイラーも健在、アダム・ランバートはキャリアを重ね圧倒的なパフォーマンス。
 フレディの死もまた新たなクイーンを生み出すことになるとは(もちろんフレディが築いたものがベースにあるのは間違いなく、またそのことへのリスペクトが全編にあふれているのも素晴らしい)。
 それにしても、(上記の過去ブログ後編に書いたように)当時どうしても腑抜けた売れ線曲にしか思えなかったRadio Ga Gaがコンサートのキイとなる曲に成長するとは想定外だったなあ(むしろ時代が経った方が味が出てくる曲だよな。Roger Taylor恐るべし。また4人とも主導した曲でヒットがあるというのもすごい)。
 あと内部事情的にはいろいろ煮詰まり気味のThe Worksあたりからでも、ビデオでは(乗り気でなさそうな奴も含め)4人揃ってコスプレしてたりする仲の良さが微笑ましいのだよね。
 ちなみに某SNSでコンサートに行ったことを書いたら、旧友たちも行っていたことがわかったり、他にも反応が多く、クイーンの影響力の大きさを実感した。
 まだまだ頑張って欲しいなあ。