拾い読みが多かったんだが、一年ともなるとそれなりには出るかな。
ということでいきましょう。今年読んだ本で、必ずしも新刊とは限りません。
・『精霊を統べる者』P・ジェリ・クラーク
・『フリッカー,あるいは映画の魔』セオドア・ローザック
・『ストレンジ・スターズ』ジェイソン・ヘラー
・『青白い炎』ウラジミール・ナボコフ
破格ということでいけば、『青白い炎』かもしれない。『精霊~』『バベル』は近年のSFファンタジー境界ジャンルの充実を知ることができた。唯一のノンフィクション『ストレンジ・スターズ』は真の労作で、ある程度時代は限定されているとはいえ、カタログ本として今後も参考文献として大いに活用できる一冊。
破格そしてノンフィクションということでいけば、今年とんでもない本が登場したが、ほんの一部しか読んでいないので番外で。
・『伊藤典夫評論集成』
分量も歴史的意義も規格外。これを熟読すれば日本SF史が総ざらいできるくらいの本。ほんの拾い読みでも伊藤典夫の鋭い視点と時代を超越した的確な評価軸が確認できる。一家に一冊というのもあながち冗談でもない。
これでブログ更新、今年は終了です。ありがとうございました!
で、最後に誰にともなくパーソナルな補足。諸般の事情で蔵書を減らすことになり、徐々に進めている。一部のSF作品については、既に若いSFファンの方に引き取ってもらった。今後は主に電書を中心にしていく方向。読書スピードも落ちてきているし、異なったスタンスで本とつきあうことになる感じ。






