異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

丸屋九兵衛さんトークイベント2025年6-7月 『BLACK MUSIC MONTH 2025/右傾化の時代に捧ぐLGBTQ+DEI祭』に松尾潔!

 丸屋九兵衛さんトークイベント備忘録。
 前記の桂離宮訪問日(他にも用事があったけど)と重なり、「丸屋九兵衛トークライブ『Q-B-CONTINUED』10周年記念会! THE FIRST 10 YEARS on stage」には参加できず(無念!)。実は記念すべき第1回も所用で参加できず、何かの因縁めいたものを感じたり感じなかったり(<どっちだよ)。

www.timeoutcafe.jp
 とりあえず気を取り直して、6‐7月オンライントークイベントまとめ。例によってPeatix引用中心の備忘録(パワー不足ゆえ(悲)。~の間が引用。
~6月は黒人音楽月間だ。だから毎年6月になると丸屋九兵衛は【BLACK MUSIC MONTH】シリーズを開催してきた。
 一方で6月はプライド月間でもある。ありとあらゆるマイノリティが解雇・迫害・弾圧されるアメリカ合衆国の惨状を見るに、いまLGBTQやその他の少数派について語らないで済ませられるのか?
 というわけで。
 この2025年6月(少しだけ7月に食い込みます)は、【BLACK MUSIC MONTH 2025】も【右傾化の時代に捧ぐLGBTQ+DEI祭】も同時進行で開催だ!
【BLACK MUSIC MONTH 2025】は
①ラッパーたちの命名センス2
②本格ファンク生誕から60年
③黒人音楽史の裏話
④ミュージック&メッセージ feat. ダースレイダー
【右傾化の時代に捧ぐLGBTQ+DEI祭】は
①LGBTQ文学
②少女マンガと多様性 feat. トミヤマユキコ
③音楽祭
④『スター・トレック』とマイノリティ
⑤同性愛と異性装の中国史
・2025/06/01【Soul Food Assassins vol.46】ラッパーたちの命名センスを読み解く:ビッグとリトルと幼年期の始まり 黒人音楽月間2025 ①
 ~本名使用者がほぼ皆無に近いジャンル、それがヒップホップ。そこではラッパーやDJやプロデューサーが思い思いに工夫を凝らした通り名を使うのだ。
昨年の【BLACK MUSIC MONTH 2024】では、そんなラッパー名の紹介&分析・第1弾を敢行。カテゴリーは「カンフー系」に始まり、「ブランド名」「アメコミ起源」「マフィア/犯罪者系」等だった。
今年は「スポーツ系」や「イニシャル系」を取り上げるが、なんといってもメインはリル(リトル)とビッグ! かつて「大きいこと」「太いこと」「重いこと」を誇っていたラッパーたちが、なぜ「小さい系」に走るようになったのか。その背景にあるのは黒人社会の変質……?~
・2025/06/07【Q-B-CONTINUED vol.131】再訪、LGBTQを考えるための物語たち LGBTQ+DEI祭①
 ~いまこそ、LGBTQ+ピープルたちを描いた物語&彼ら自身による作品を再訪すべき時……。
ケルト神話の武者修行譚に見る(かなり普遍的な)バイセクシュアル性から、大先輩オスカー・ワイルドの諸作品、某作家の死後に発表された半自伝的カミングアウト小説の美しさを経て、「ピンクウォッシュ」「レインボー・キャピタリズム」がまかり通る現代まで。~
・2025/06/14(土)【Soul Food Assassins vol.47 / MusiqAlien】
本格ファンク生誕60周年記念! 聴き語り音楽会:ディスコ旋風を過ぎても 黒人音楽月間2025 ②
 ~60年代半ばにジェイムズ・ブラウンが立て続けにヒットさせたそっくり相似形の元祖ファンク2連発といえば、"Papa's Got a Brand New Bag"と、"I Got You (I Feel Good)"だ。前者は1965年6月、後者は1965年10月のリリース。というわけで、この2025年6月は「本格ファンク」の誕生から60年の節目なのだ!
昨年はファンクの原型曲"Out of Sight"から60周年ということで、JBやスライやウォー、アース・ウィンド&ファイアーやオハイオ・プレイヤーズらのファンク曲各種を紹介した。
今年はそれ以降の曲を聴きながら、ファンク史を再び歩まんとする壮大な試みである……。~
・2025/06/15【Q-B-CONTINUED vol.132】少女マンガと多様性。少数派はどう描かれてきたか feat. トミヤマユキコ LGBTQ+DEI祭②
 ~4月に敢行した「花の24年組トークに続き、再びトミヤマユキコと少女マンガを振り返る会! 【右傾化の時代に捧ぐLGBTQ+DEI祭】という大テーマにのっとり、「わたしたちが愛する少女漫画というジャンルがさまざまなマイノリティをどう描いてきたか」を考えよう。~
・2025/06/19【Soul Food Assassins vol.48】裏話こそ歴史の真髄。ブラック・ミュージック・エピソディック 黒人音楽月間2025 ③
いつの時代も、裏話が歴史を面白くする。ソウル、ファンク、ヒップホップといったジャンルにまつわる音楽ヒストリーも、その点で例外ではない。
 ~というわけで、Juneteenth National Independence Dayたる6月19日に歴史の裏街道に赴き、多くの人があえて歩もうとしない道(road less traveled)を辿るのが本会。ブラック・ミュージック・ヒストリーをこっそりひっそり彩ってきたトリヴィアルなエピソード各種をまとめて披露するのだ。
 「穏健なノンポリ」に見えるあの人がブラック・パンサーのメンバーだったり、ギャングスタに見えるあいつが地域随一の進学校卒だったり。
 特に「アーティストの自己申告による生年月日同様に、今も昔もアルバムの参加ミュージシャン・クレジットは信用できないのではないか」問題は、ジェイムズ・ブラウンからショーン・コムズまで幅広い事例を検討する予定。~
・2025/06/22【MusiqAlien】LGBTQとフェミニストと同盟者のための音楽祭! ストーンウォール・オブ・サウンド LGBTQ+DEI祭③
 ~折に触れて開催してきたゲイ・アンセム大会がパワーアップ! 今シリーズのテーマは『LGBTQ+DEI』だから、フェミニストとしての主張を込めた曲や、その他のマイノリティに捧ぐアンセムたちを盛り込んでお届けする! ストレート・アライによるLGBTQ応援曲、あるいはストレート弱者を応援するアライたるLGBTQソングも。~
・2025/06/28【Q-B-CONTINUED vol.133】どこまで行けばフロンティア? 『スター・トレック』とマイノリティ LGBTQ+DEI祭④
 ~公民権法成立直前の1960年代に放映中のアメリ海兵隊を描くドラマにて、軍隊内で横行する人種差別に触れるエピソードを作ってしまい、シリーズ打ち切りの憂き目にあったプロデューサーがジーン・ロッデンベリー。彼が「現実を描いて放送禁止になるんやったら、宇宙を舞台にしたるわい」と始めたのが『スター・トレック』だ。だから最初から、その「宇宙」とは地球であり、「ファイナル・フロンティア」とはメディアの限界だったのだ。
異民族、敵対国、同性愛者、身体障害者。『スター・トレック』はほぼ60年の歩みの中で、どんな少数派をどのように描いてきたのか。今こそ、ヴァルカン哲学の基礎の基礎である"Infinite Diversity in Infinite Combinations"、つまり「無限の組み合わせ、無限の多様性」を再訪したい。~
・2025/06/29【Soul Food Assassins vol.49】ミュージック&メッセージ:黒人音楽の思想と政治と宗教と feat. ダースレイダー 黒人音楽月間2025 ④
 ~滅多に活動しない幻のトークユニット「QBレイダーズ」が復活! 
時は2025年、ということは……オージェイズのアルバム『Message in the Music』とシングル"Message in Our Music"からは49年、パブリック・エナミーの(ちょっとヒネクレた)『Muse Sick-n-Hour Mess Age』からは31年……ということでどちらもキリがよくないが、トランプ政権による反DEI政策により多数の非白人が弾圧を受ける中でカニエ・ウェストKKK系衣装を披露する今。音楽と思想、そして政治や宗教の関わりを問わないでいられるだろうか?~
・2025/07/05【Q-B-CONTINUED vol.134】同性愛と異性装の中国史 LGBTQ+DEI祭⑤
 ~【右傾化の時代に捧ぐLGBTQ+DEI祭】の締めくくりは、ことあるごとに数千年の歴史を持ち出す伝統主義&保守性とは裏腹に時おり妙にホモエロティックでクロスドレッシング志向な、あの隣国に目を向けよう。その数千年の歴史も、同性愛の逸話と異性装の事件に満ち満ちているから。
あの皇帝と大将軍の秘密! 帝国時代に育まれた「同性愛ターム」検証! ムーランを取り巻く諸問題から、20世紀中国共産党の女装ブームまで!~

 あと7/15の『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念松尾潔×丸屋九兵衛「90年代R&Bとは何だったのか? 」のトークもオンラインで視聴した。
bookandbeer.com
 やや90年代R&Bから話が広がり過ぎていた気もしないでもないがそれも丸屋流。それにしてもまさか阪急ブレーブスの往年の名投手山口高志の名前が出てびっくりした。と、Xに書いたら松尾潔氏にいいねしてもらったり(笑)。