先日、自分がNYにいた頃の大リーグの話を書いた。
すると今度は、そのパッとしなかったヤンキースが気になってきた。
やはり脇道好きなのですよね、当ブログ(苦笑)。
これも資料はある。いい時代だよね。
1973年のア・リーグのチーム成績とヤンキースの個人成績(そうそう、まだ中地区が存在していない時代なのだ)。
ざっくり防御率が12チーム中リーグ3位、打点が8位。投手型のチームだな。
エースはMel Stottlemyre日本語wikiもある。
低迷期ヤンキースのエース格だったのに、どうやらチャンピオンズリングに縁はなかったみたい。こんな選手もいるんだな。息子もメジャーで100勝したんだな。凄い。
抑えは、Sparky Lyle。この人も日本語wikiあり。この人はおぼろげながら名前知っていたかも。抑え投手の草分けみたいな人だな。ヤンキース黄金期の到来で主力として活躍、サイ・ヤング賞も取ったみたいだから素晴らしいキャリアといえるなあ。
ちなみにDoc Medichという14勝あげた先発投手もいて、やはり医者なんだな。ところが後になってやらかしで免停になっているみたいだぞ(オイオイ)。
で、野手の方。
28歳のGreig Nettlesがいるねえ。この人は覚えてる。長打力と守備力を兼ね備えた名三塁手。元はツインズーインディアンズで実力を買われてトレードでヤンキース入りだったんだな。70年代後半の黄金期を支え、キャプテンもやったみたいだから、まあJeterの先輩かな。2000本安打超えて、390本塁打でも殿堂入りは逃したんだね。いやーキビシイね。
Felipe Alou38歳の名が。記憶が薄いのはピークを過ぎていたからで、殿堂入りした偉大な選手なんだね。ただじわじわ思い出してみると、監督やコーチでなんとなく名前を聞いてきた「アル―」さんがこの人だろう。ただし野球一族で他のアル―さんと記憶が混ざっている可能性もなくはない。太平洋クラブライオンズに来た弟Mateもいるし。驚きは阪神のロハス・ジュニアもこの一族だったこと(Felipeは大叔父)。
おっとよく見ると、後に巨人にやってくるRoy Whiteの名前もあるぞ(こうして夜は更けていく....)。
※2021年7/19追記 そうそう。昔のヤンキースの人といえば、真っ先に思い出したのはBilly Martinと並んでYogi Berra。Yogiの方は選手としても大選手だし。もちろん偉大な選手は他にもいたわけだけど、Babe Ruth、Lon Gehrig、Joe Dimaggioとかになると自分の世代からは、歴史上の人物といった感じになってしまう。さてYogiはさすがにもう引退していて、当時はメッツのコーチだったようだ。その後ヤンキースの監督になった。この辺りのヤンキース⇄メッツの人材交流も面白いな。ヤンキースとメッツ両方に縁があったとなるとJoe Torreも思い出す。こちらは選手としてはメッツだけ。まあYogiもメッツではほんのわずかに試合出ただけみたい(いろいろ記憶と違ってるなあ)。でJoe Torre、選手としても素晴らしいね。どうも名将のイメージが強くなってるけど、2000安打、1000打点をクリアして、生涯打率.297とは。さて1974年はなんとカーディナルス にいたんだね。1975年にメッツに入ることになり、そこから地元であるNYとつながりができる。選手時代からNY色の強いキャリアで過ごしていたのかと思っていたなあ。