同じ日に観たので。(しかし最近は2本観るとそれだけでぐったりしてしまうなあ・・・)
『オデッセイ』
原作はアンディ・ウィアー『火星の人』(未読)。火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバル・ハードSFで原作も評判が良かったが、映画も面白かった。未読なので比較はできないが、映画の方はディスコを中心とした懐かしのヒットソングを場面場面に当てはめて軽妙なつくりにしている(主人公ワトニーが渋々指揮官が残していったディスコソング集を聴いているというのがミソ)。もちろん筋立てはシンプルなんだけどアイディア豊富で後半になるほど豪快になっていくところがいいし、特に最先端の映像技術でリアルに描かれた火星やロケットのシーンが素晴らしかった(そういえば実際に火星に最初に行ったのは誰だったっけ?とうっかりいいたくなるくらいの火星風景)。
『SHERLOCK 忌まわしき花嫁』
お馴染み現代版シャーロック・ホームズの人気ドラマSHERLOCKのTV特番を劇場公開しているもので、メイキングまで含めての公開。だから放映時間がある程度尺があるんだな。といわけでSHERLOCK視聴者ではないとよくわからないところが多々ある作品だが、ファンには面白かった。メタフィクション要素をふんだんに持ち込み、(ほぼ)オールスターキャスト(アイリーン・アドラーはどうした!昔のシーンだけじゃないか!)によりまさかの大ネタホワイダニット!いやびっくりしたわーこういうの好きだわ―最高だわ―。これからもSHERLOCK大プッシュしていくYO!