ポピュラー音楽
丸屋九兵衛さんトークイベント、プリンスネタなので今回もまた外せない。 qbmeetstomomachi4u.peatix.com ということで聞いてみた。 プリンスネタは世代的にも人気が上昇してきたところから知ってるので、あるある(というか、あったあった)感が強い。で、…
ランキング参加中音楽 いつも豊富な情報量と明快なコメントで楽しませてくれ、またその持続力に敬服して止まないフモさんのブログ<メモリの藻屑、記憶領域のゴミ>。今回は20世紀古典ロック100枚(超個人的)ではないか。 globalhead.hatenadiary.com おおお…
相変わらず低調ですなあ。 『1984年に生まれて』郝景芳 一人称で著者自身を連想させるタイトルながら、語り手の軽雲は(多彩なキャリアの著書とは違い)より平凡な人物として設定されているなど、あくまで。様々な手法がとられ、著者の文学的センスが色濃く現…
・シリーズ江戸川乱歩短編集 - NHK NHKの満島ひかりの乱歩シリーズ、今回は少年探偵団もの。期待通り面白かった。アニメなど変化に富んだ映像表現も良かったが、特にキャスティングがツボ。仲本工事、坂井真紀など、こちらの年齢層をターゲットにしていたの…
新年あけましておめでとうございます。少しでも良い明日が来ることを祈りつつ・・・ まずは昨年末の宿題をクリア。12月の丸屋さんオンラインイベント。基本的にリアルタイムで聞けないのと、あまり詳しくないこともあり、BTSイベント以外に参加。 ・【Q-B-CO…
諸般の事情でやはり読書は停滞気味。まあ例によってあれこれつまみ読みはしているのですが。 今年観た再放送のTV番組に、ナイトランド・クォータリーvol.23特集「怪談(KWAIDAN)」、それから急にハマってきているクンビアなどラテン音楽経由で中村とうようの…
ファンなので今月もせっせと丸屋九兵衛さんオンライントークをフォロー。 ・【Q-B-CONTINUED vol.26 REMIXED】イスラムとは何か。 イスラムアート、特に書道の画像がインパクトがあったなあ。しかしアラビア文字まで詳しいトークのできる丸屋氏ほんとに恐る…
ようやく近年のPrince再発・未発表曲リリースブームに追いついて、いろいろ聴き直しているのだが、個人的に最大の懸案事項だったPrince関連映画を配信で観た。 まずは(本当にようやくなので書き留めるのもホントは恥ずかしいが)「パープル・レイン」(1984)…
最近音楽系(まあもちろんポピュラー洋楽系になるが)のツイートをよくしていたので、備忘録としてまとめることにしました。 まずVan Halen関連。 Eddie Van Halenが亡くなったので、雑感を書いた。中高一貫校(男子校)だったので、当時ロックのアルバムを…
丸屋九兵衛さんのオンラインイベントは続くよ。 9月の連休(白銀週間)にもいろいろあった。他にもあったのでそれも含め。 ・ 【丸屋九兵衛 meets 町山智浩】リターンズ! ディレイ視聴終了。ホラーと映画など黒人関連の文化の強い結びつきがよくわかり、発…
丸屋九兵衛さんはアクティブにオンラインイベントを更新されている。 ということでフォローし続けている(すべてではないが)。 ・Soul Food Assassins vol.15 KICKS FOR KICKS!足もとを見て知るスニーカー史。NIKE、adidasからLI-NINGまで スニーカーとブラ…
ふと思い立ってルー・リードの伝記を読んでみた。 近年もう一度昔のロックを聴き直そうとぼんやり思っていたところもあるのだが、一つ大きな動機としてはThe CarsのリーダーRick Ocasekの死である。80年代に爆発的に売れRock and Roll Hall of Fameに入ったT…
『ペストの記憶』ダニエル・デフォー コロナウィルス蔓延の前から少しずつ読んでいたのだが、なかなか読み終わらず。ようやく読了。1665年にロンドンで発生したペストの被害について、その後数十年してデフォーが架空の語り手で記述した作品である(刊行は17…
コロナによる自粛期間でも丸屋九兵衛さんは積極的にオンラインイベント敢行。 さすがである。 5/30に聞いたのは ・Q-B-CONTINUED vol.37 2パック、西郷どん、キム・ジョンナム。珍説・俗説・都市伝説で読み解く世界史 生存説の残るヒーローたちなどの話から…
もう年内に読み終えられる本がなさそうなので。 『アメリカ怪談集』荒俣宏編 集中No.1は「牧師の黒いヴェール」。牧師が黒いヴェールで他人との間に障壁をつくってしまうというシンプルな話だけでなんでこんなに恐ろしいのか。原罪のイメージが重なられてい…
1960年代ブラジルの音楽を中心とした芸術運動トロピカリア(Tropicália)。1990年代のカエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso)の再評価と共に知ったのだが、そのオリジナルの一員であるトン・ゼー(Tom Zé)がまさかの初来日。やや仕事場から遠いのだが10/…
Eric Claptonというと大きな変化を続けてきたロックの世界でその時代時代に先駆けムーブメントをつくりながらしかもポピュラリティを獲得し続けた人物だが、その分なんとなく王道過ぎるようなところがあってちょっと当ブログ主は敬遠してきてこれまでライヴ…
ちょっときっかけがあって、さる1月11日に観てきた。 www.meijiza.co.jpもちろんこうしたいわゆる歌謡ショウは初めてである。かろうじて一番近いのは2013年の浅草公会堂の<横山剣 大座長公演>か。さすがにお客さんはかなりの高年齢層(笑)。 明治座はちょ…
そういえば11月あたりから観た映画をつけてなかった・・・。(「ボヘミアン・ラプソディ」<アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ>以外) 「メアリーの総て」(Mary Shelley)(2017年) メアリー・シェリー本人とフランケンシュタイン創作の話は、バイ…
『奪われた家/天国の扉』コルタサル コルタサルの「真の処女作」といわれる初期短編集。 「奪われた家」内面的には充足している兄妹で暮らす家に忍び寄る影。不安の描出が巧みで多様な解釈ができるわずか数頁の傑作。 「パリへ発った婦人宛ての手紙」『悪魔…
あけましておめでとうございます。 今年もまあこんなペースでやっていくつもりですが、よろしくお願いいたします。 「ボヘミアン・ラプソディ」観てからなんだかんだクイーン三昧。 同世代の旧友たちとの忘年会でも話題(実はそれほどみんなクイーンファンで…
というわけで後編は80年代のクイーンのアルバム紹介である。基本オリジナル・アルバムのまとめ。リアルタイムで体験したものを重視して、というのと正直全部は網羅できないということもある(苦笑)。調べはじめてソロ活動もかなりさかんな時期だと気づいた…
さて当ブログ主、熱心なクイーンファンとはとてもいえない。それどころかアルバムも通して聴いていないのが結構あった。しかし同時代で過ごした身としてはちょっと言及しておきたいところがある。まあ一応クイーンとロックリスナーとしての自分の距離感を示…
あんまり読めていないのは相変わらず。『文字渦』円城塔 シミルボンに投稿しました。 shimirubon.jp『リズムがみえる』トヨミ・アイガス/ミシェル・ウッド(日本語版監修ピーター・バラカン) シミルボンに投稿しました。 shimirubon.jp (サウザンブックス…
まだ9月少し日にちが残ってるけど。 9月8日<「アルジャーノンに花束を」の翻訳者が語る その半生と翻訳の魅力>というイベントに参加してきた。 www.asahiculture.jp 名翻訳家である小尾先生の半生が語られるということで、期待通り大変素晴らしい内容だっ…
「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ(Yankee Doodle Dandy)(1942年)(録画視聴) 大学生時代にシネフィルであった講師が絶賛していたが観るのは初めて。ど直球国威高揚映画で見事なまでに<正しい>人々ばかり出てくる映画で、さすがに今ではpolitically i…
もう8月も終わり。 『機械じかけの夢』笠井潔 長年通読できていなかった名SF評論集。初めて出会ったのは30年以上前でほとんど歯が立たないといった状態だったが、さすがにこちらも経験値が上がったせいか把握しやすくなってきて、面白かった。正直まだまだ…
4/9にStewart CopelandとAdrian BelewのバンドGizmodromeのライブ観た。一度はAdrian Belewを観ておきたかったので。さすが腕利きばかりで演奏は素晴らしく想像以上に良かった。彼らのオリジナルはStewart Copelandが中心になったPoliceないしAdrian Belewが…
もう9月ですか・・・。とりあえず備忘録。『解放されたフランケンシュタイン』ブライアン・オールディス 長年の読もうと思っていたが、ようやく読了。ストーリー的に軽いかな?と思ったところも荒俣宏解説ではきちんと解き明かされていてさすが。ただ個人的…
『黒檀』カプシチンスキ 長期間に渡りまた非常に広範囲に及ぶアフリカのルポルタージュ集。危険をおかすことも厭わず外からの視点を超え現地に踏み込み記録し得ぬものを記録しようとする情熱と筆力がすごい。残した作品が世界各地にも広がっていたことにも驚…