異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。

2019年8月に読んだ本

相変わらず低調(あっちこっち断片的に読んでるパターンが続いてる)。
『雪降る夏空にきみと眠る』ジャスパー・フォード
 冬眠を中心にした社会というのをこれほど真正面から扱ったSFというのもなかなかないのではないか。ディストピア社会の状況、個性的な登場人物たちの造型や関係性など面白い点は多々あるが、なかなか豪快なアイディアなので多少つくりものっぽい感じと死者が多く出る割には淡々と進行する感じでもう一つ趣味に合わなかった。
『異形の愛』キャサリン・ダン
 自身の子どもをデザインして見世物小屋ファミリーを形成するという衝撃的な小説。1989年発表ということで本人のユニークなキャリアと共に作品の発表が事件となったことはよくわかる。読む者のの常識を揺さぶる作品だが、一方でアメリカらしい家族の物語なのだなあとも感じられた。