異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。(単なる読書系ブログです)

TVで観た映画(備忘録)2016年4~10月

CSなどで観た映画の備忘録

ワルキューレ」(2008年) 数多くヒトラー暗殺計画が実際あったようだが、これも実在の事件で結構きわどい(クーデター成功寸前)までいったといえるやつかな?監督はブライアン・シンガーなんだな(後から気づいた)。最後はどうしても重くなる内容だが、サスペンス映画としてなかなか面白かった。「ブラック・ブック」のカリス・ファン・ハウテンに加えワルデマー・コブスも出ていたのは意図してのことか?

リディック:ギャラクシー・バトル」(2013年) リディックと間違って録画しちゃった(笑)。それはともかくリディックのキャラクターと雰囲気は悪くなかったが、少々展開がもっさりしていてもひとつだった。

ディファイアンス」(2008年) ナチスに支配されたポーランドでユダヤ人救出を行った実在のビエルスキ兄弟を描いた小説の映画化。生き抜くために同胞からの略奪もしていたため実際の彼らの評価については意見が分かれているようだが、その点もちゃんと触れられている点など真面目な作品。ただ真面目過ぎる印象も。

TV映画リメイク版「ルーツ」(4話構成)(2016年) 全体にヴァージョンアップというか迫力が増してて凄かった。描写だけではなく、ストーリーの方もよりハードになっていたかな?素晴らしかった。北軍に追い払われそうになったピンチをチキン・ジョージが話芸で回避するところがアフロアメリカンの芸能文化を象徴している気がした。また2話ではジョン・ハンターの本が登場してちょっと驚いた。

ガメラ対深海怪獣ジグラ」(1971年) ユルい感じだが、いちおう伏線も回収されたりもしていたし楽しめた(まあ強引っぽいけどw)。ジグラの形はなかなかいいんじゃないか。

スーパーマン・リターンズ」(2006年) スーパーマン映画ほとんど観てないがなんとなくもっさりスピード感に欠けてるかな。10年経って映像の古さも気になるし(これは製作者のせいともいえないか(笑)。それから今のアメコミ映画のキャラクターが沢山出てくるにぎやかな感じも乏しく、人物関係がシンプル過ぎるようにも。この頃とアメコミ映画の潮流が変わったのかもしれない。

「イーグル・アイ」(2008年) 初見かと思ったが、後半はどこかで観たことがあったかも。序盤に訳もわからずめちゃくちゃな状況におかれるパターンはディックっぽい感じ。まあネタもそれだし。休む暇のない展開は細部は甘く似たようなパターンが繰り返されるし映像もB級っぽさが目立つもののそれなりに楽しめるが、黒幕の見栄えがもひとつ21世紀っぽくなくのはどうにも残念な感じ。

「怪獣ゴルゴ」(1961年) ロンドンを襲うというのがちょっと新鮮で映像も割と気合いが入ってる。造形も愛嬌があっていい感じだが、親子のサイズバランスが場面場面で違ってるのが気になった。