異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん。いつか鎌倉の老人になる日まで。

山尾悠子トークショー

備忘録。

2016年7月16日に『新編 日本幻想文学集成』刊行記念トークイベント《澁澤龍彦のいる文学史 『新編 日本幻想文学集成』の刊行を記念して》 でスペシャルゲストとして山尾悠子さんが登場。(出演:諏訪哲史   聞き手:礒崎純一)

  

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比類なき文体で超然と揺るぎない異世界を構築し幻想文学の世界で唯一無二の評価を得ている山尾悠子さん。トークショーと聞いて滅多にない機会なので行ってきた。諏訪哲史さんの飄々とした語り口もあって和やかに進行、作品世界からは背景にいる人物が想像できなかったが意外に気さくに回答をしておられた(例えばフィギュアスケートはお好きらしいが、男子には興味がなく浅田真央選手がご贔屓らしい)。前日は澁澤関連の集まりがあったらしい。筆が遅いことを気にされいる様子もあり、あのような現実とは切り離されたような作品も人の手をへているのだなあとしみじみ思ったり。諏訪哲史さんが種村季弘の弟子であることもはじめて知った(基本、幻想文学系の知識が薄いので)り、有意義なイベントであった。

(その後2018年『飛ぶ孔雀』で泉鏡花文学賞を受賞されている。今後も活動が途絶えないことを祈っている)