異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん

TVで観た映画(備忘録)『処女の生血』『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』『宇宙人ポール』『インクレディブル・ハルク』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

例によっていろいろ備忘録。

『処女の生血』(1974年)2か月前に観てtweetしてたが、メモするの忘れてた。製作にアンディ・ウォーホル名がある(ググった感じだとあまり関与はしていない様子)。処女の生血でないと吐いてしまう吸血鬼ウド・キアの怪演ぶりが光る珍品。ロシア革命の時代を背景に没落する貴族と瀕死の吸血鬼が重ね合わされている印象がある一方、イタリアが舞台で同年代の艶笑ものを思わせる要素もちらほらあったり、スプラッタぽいところもある。ただコメディ的な風味は偶然という感じもなくはない。

『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』(2011年)これも2か月前くらいかな。原作『チキンのプラム煮』の作者マルジャン・サトラピが監督をしてるんだな。共同監督のヴァンサン・パロノー(ヴィンシュルス)もバンド・デシネの人のようで、そのためか非常にイマジネーション豊かで美しい映画だった(陳腐を承知でいえばマジックリアリズム的ともいえるかもしれない)。サトラピの体験した激動のイラン史がいい隠し味になっている感じもある。

宇宙人ポール』(2011年)イギリス人オタク男二人組のアメリカ(オタク)聖地ツアーで宇宙人に出会う珍道中もの。やたらに俗っぽいアメリカ人な宇宙人やら懐かしい音楽やらツボをついた内容で楽しめた。地球にやってきた経緯など伏線も効いていた。

インクレディブル・ハルク』(2008年) 主人公ブルース・バナーはエドワード・ノートンだったのか。2003年の方の『ハルク』未見なのだが、そっちがいまいちだったのですぐにハルク映画ができちゃったってことみたいね。ンプルな筋立てでわかりやすかったし、特に冒頭のリオの狭い路地のチェイスがよかった。またストーリーの変化と合わせたて色調の変化(緑→青→茶)していくのもよかった。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年) 超能力者が集まるタイプのフォーマットは『幻魔大戦』など少年時代の原体験なので、時間があったらいくらでも観たり読んだりしたい(ただまあシリーズものも多いのでなかなか手を出せないのが実情だが)。X-MEN映画は全部を観ているわけではないのだが、ある程度は把握している。やはりプロフェッサーXとマグニートーの関係が軸なのだなあ(先行のシリーズで演じてるのが私生活でも仲のよいパトリック・スチュアートイアン・マッケランの名コンビだしね)。本作でその悲しい生い立ちが描かれるマグニートーだが、本作のマイケル・ファズベンダーもかっこよかった。マイケル・ファズベンダーは『イングロリアス・バスターズ』でもドイツ語を使っていたかな。同じようにナチスと戦う役だった(本作では正確には元ナチスとだが)。その辺りはYoutubeでも見られる町山智浩さんの映画塾!でも触れられていたね。町山さんの話によるとこの作品は 60s 前半、そして初期 007 オマージュということらしい。なるほどなるほど。