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異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん

映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』

 映画も観た。原作の主要キャラクターの面白いところや下ネタなどちょっとエグみのあるネタを中心に商業映画としてOKな程度にソフィスティケートして分かりやすく組み直したといったところか。
 (以下内容に触れますので映画未見・原作未読の方は御注意を)



 例えば原作であるモルデカイシリーズ1には妻は登場していなかった気がするが、まあ当然出しておくべき人物だな(『深き森は悪魔のにおい』で結構楽しい人物だった気がする)。映画でも結構人は死ぬんだけどもっと洒落にならない感じだったし(そこがイイともいえるんだが)、モルデカイは暗い性格の人物であるところもしばしば見せるし、特に終盤逃亡者として潜伏する話じゃ映画にならないだろうし。
 原作の人を食った感じはちゃんと出ていたんじゃないかな。サンリオでひっそりと『深き森・・・』が出ていた時代を知っていた身からすると豪華俳優陣のそれなりの大作としてきちんとした形で映画化されたことだけでも感動ものだ(純粋な観賞法とはいえないだろうけど)。
 言葉遊びの部分はなかなか自分含め多くの日本人には分かりにくいような気もする。ただ米国で興行成績がイマイチという情報もある。ならば、登場人物ではスーパー執事のジョックがある意味誰より吸引力があるので、執事やメイドが流行っている日本で人気が出れば面白いと思う。