異色もん。

ドラえもん、もやしもん、くまもんに続く第四のもん

2018年4月に読んだ本、と読書会

あっちこっちつまみ読みしたが・・・全体としては低調モード。 あ、読書イベントには参加して面白かった。 『ドン・キホーテ』 前編一・二 セルバンテス 遅々として進まないが、なんとか読了したいシリーズの一つ(笑)。いや面白いですよ。周囲がドン・キホ…

扇湖山荘(鎌倉園)をようやく見てきた

さて以前のブログで扱った鎌倉園こと扇湖山荘、 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/event/1125senkosansou.html (全くご存知でない方のために補足。わかもとで財をなした長尾欽彌の別邸がここ。私事になるが、鎌倉に転居して散歩してい…

2018年3月に読んだ本

『鉄の夢』ノーマン・スピンラッド 途中まで読んだ状態で数年放置していたがようやく読了。アメリカに渡ってB級SF作家になったアドルフ・ヒトラーが書いた「鉤十字の帝王」とその解説からなる、改変歴史ものの入れ子構造で有名な作品。もちろんこの「鉤十字…

3月に観た映画など

とはいえ劇場で観たのは1本のみ。来週は観られないので備忘録。 劇場で観たのは 「ブラックパンサー」(2018年) 宣伝で知ってからアフロフューチャリズム好きとしては観たくてたまらなかったのだが、時間がなくてようやっと。内容は期待以上のもので大変素晴…

海の近くに住んでいるが雪が降ってもタイミングが合わないとなかなか景色が見られない。 今日は3月で休みなのでちょっと散歩に出てみた。 雪と桜 雪と梅 海に着いた。薄っすらと砂浜に積もっている こんな寒さでもサーファーが 気温のせいだろうか海から蒸気…

2018年2月に読んだ本、と観た映画・美術展

2月はとりわけあっという間に過ぎてしまったので(当然)、全部まとめて。『横浜駅SF』柞刈湯葉 失礼ながら意外にもアイディア豊富で話のバランスも取れていて面白かった。ちなみに昨日も現実の横浜駅はまだ工事を続けていた(笑)。『誰がスティーヴィ・クライ…

2018年1月に読んだ本(それから参加したイベントなども)

もう2月か・・・。読んだ本やイベントの話など。 『黒死病ーペストの中世史』ジョン・ケリー 14世紀のヨーロッパを席巻したペストの広がりを丹念に追った研究書。病原体の特定ができていない時代の大量死についての貴重な記録がまとめられていて発見が多い。…

2018年1月に観た映画

年明けてから家での観賞を含め何本か観たので感想(たぶん今月はもう観ない観られない)。「君の名は。」(2016年) ようやく観た(パソコン視聴)。基本的にアニメは詳しくないのだが、古典的な入れ替わりテーマを定石を適度に外しつつテンポよく見せている手つき…

2017年に観た映画

あけましておめでとうございます。 完全に備忘録となりましたが今年も月1ぐらいでは更新しますのでよろしくお願いいたします。さて映画の感想も定期的には書かなくなってしまったので、1年のまとめをベスト選びしつつ感想をかかなかった映画についても書いて…

2017年12月に読んだ本

うーん今月も多くないなあ。 今月も怪奇幻想読者会に参加させていただいた。 奇妙な世界の片隅で 怪奇幻想読書倶楽部 第11回読書会 開催しました今回は吸血鬼特集ということで『吸血鬼ドラキュラ』はまだ読了できていないが、下記のように吸血鬼関連を読んだ…

2017年11月に読んだ本

変わらず低調・・・。度々参加させていただいている、kazuouさん主催の怪奇幻想読書会 kimyo.blog50.fc2.com でウェルズがテーマだったのでこれを機会に積んでいた本含めいろいろウェルズを読んでみた。『未来を覗く H・G・ウェルズ ディストピアの現代はい…

2017年10月に読んだ本

変わらず低調・・・(京都SFフェスティバルに行ったりして読書関係としては楽しかったのだが)。『泰平ヨンの現場検証』スタニスワフ・レム 世評高い作品で泰平ヨンの記述の不確かさが導入となっているようなあらすじからメタフィクションっぽさが前面に出てい…

2017年9月に読んだ本

今月もあんまり読めなかったなあ・・・。『人形つくり』サーバン 支配-被支配の関係性が根幹となる2中編からなり、教師や生徒が登場人物など共通点が多い。自然の力を有するような少年の不気味さが印象的な「リングストーンズ」、不穏さが徐々に高まりサスペ…

2017年8月に読んだ本

もう9月ですか・・・。とりあえず備忘録。『解放されたフランケンシュタイン』ブライアン・オールディス 長年の読もうと思っていたが、ようやく読了。ストーリー的に軽いかな?と思ったところも荒俣宏解説ではきちんと解き明かされていてさすが。ただ個人的…

2017年7月に読んだ本

『黒檀』カプシチンスキ 長期間に渡りまた非常に広範囲に及ぶアフリカのルポルタージュ集。危険をおかすことも厭わず外からの視点を超え現地に踏み込み記録し得ぬものを記録しようとする情熱と筆力がすごい。残した作品が世界各地にも広がっていたことにも驚…

アルチンボルド展(@国立西洋美術館)に行ってきた

アルチンボルド展 公式サイト いろいろな物を重ねてつくった肖像画で子どもの頃から親しんでいた<寄せ絵>で有名なアルチンボルド。 実際に観られてほんとうにうれしい。人工物を使った寄せ絵はキュービズムの先駆といった感じがあったが、寄せ絵はもっと前…

2017年6月に読んだ本

『狂気の巡礼』ステファン・グラビンスキ 科学的な比喩や考察がところどころにあるのがいい。オカルト風ミステリ「チェラヴァの問題」、時間SF風味の「サトゥルニン・セクトル」、ネイティヴ・アメリカンを題材にとった「煙の集落」など物語性の強い後半パー…

イベント<手塚眞プレゼンツ星くずサロン SPECIALパール兄弟meets 星くず兄弟>を覗いてきた

<手塚眞プレゼンツ星くずサロン SPECIALパール兄弟meets 星くず兄弟>というイベントがあった。この定期的に行われているようなのだが、今回は自身が監督した1985年の映画「星くず兄弟の伝説」の続編が完成したことを記念して(公開は来年初めらしい)当時の…

2017年5月に読んだ本

『ラヴクラフト全集2』 数少ない長編「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」より、船舶による冒険の時代が感じられコンパクトにスケールの大きいホラー世界が展開される「クトゥルーの呼び声」の方が面白かったかな。(これもまだ2までで歩みを速めないとなあ…

2017年4、5月に行った美術展

ここのところ美術展にいくつか行っていたので、まとめて備忘録。 ・大英自然史博物館展 大英自然史博物館展 4月の平日夜は比較的空いていてよかった。歴史的な標本や展示が沢山あって見どころ満載だった。強いていくつか挙げると、始祖鳥、ブラシュカ父子の…

第3回シミルボンコラム大賞に選ばれました

読書サイト<シミルボン>でコラム大賞の募集をしていて、第3回の大賞に選ばれました。 このコラム大賞、これまでに3回行われそのうち2回はSF研究家・文芸評論家の牧眞司さんが選考をされていてテーマがSFなので応募していました。 今回のテーマは「時間とSF…

2017年4月に観た映画など

劇場で観たのは1本のみ。なのでTVでやっていたものも一緒にまとめて。『お嬢さん』を劇場で観た。サラ・ウォーターズの19世紀ヴィクトリア朝時代ロンドンが舞台の歴史ミステリ『荊の城』(未読)を日本統治時代の朝鮮に置き換えた韓国映画、という製作過程に…

2017年4月に読んだ本

4月はいろいろ忙しくて少なかったなあ。反省(積読ばかり増えていく傾向がさらに加速しておる・・・)。『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀 19世紀ポーランドの農村を舞台にした重厚な『吸血鬼』から一転、今度は第二次大戦中のドイツ都市部で監視の…

『怪奇小説傑作集4 フランス編』

【新版】 (創元推理文庫)" title="怪奇小説傑作集4【新版】 (創元推理文庫)" class="asin"> 4巻目はフランス編。これまでの巻と毛色が異なっている。 特に面白かったのはヒロイックファンタジーの先駆ともいえそうな(しかも主人公は完全な悪漢)サドの「ロ…

2017年3月に読んだ本

昔買って積んでいた文芸誌を結構拾い読みした。 『新潮』2015年9月号 川上未映子「苺ジャムから苺をひけば」 腹違いの姉がいることを知った少女。技巧的には文句なしだが、手堅過ぎるのと子どもたちが妙に大人びているのが気になりいまいち。 金井美恵子「孤…

『怪奇小説傑作集2』英米編Ⅱ

kazuouさんの怪奇幻想読書俱楽部に参加しているので、まずは『怪奇小説傑作集』は読まないと。というわけでようやく2。(でも3は読んでるんで1~3まで終わったんですよ!<誰へのアピールか(笑) 2巻は1巻の19世紀末から半世紀、20世紀前半の作品が収録。「…

The Specials@新木場STUDIO COAST

The Specialsもさほど詳しくない。なにせスカで好きなのはFishboneというぐらい。個人的に中学高校の頃ハマった人種混淆音楽ってPrinceなどハードロック的な要素を持ったもので、2トーンってちょっと年上の人達の世界だったんだよなあ。我々が好きだったのは…

The Residents公演@ブルーノート東京

時々CDを買ったり、レコードコレクターズの特集号を買ってみたり。そういえばCD-ROMの“Gingerbread Man”を買ってみたこともあったっけ。ザ・レジデンツ とにもかくにも正体不明のグループである。どうやら活動開始は1968年に遡り(「明快で曖昧、奇怪で愉快…

2017年3月に観た映画

まだ3月も1週間あるが、たぶんこの2本で劇場で観た分は終わりそう。『ショコラ』実在の19世紀末の黒人道化師を元にした作品。白人の芸人とのコンビで一世を風靡する中で周囲の差別や二人の葛藤などが描かれる。ショコラを演じるオマール・シーは人懐っこい笑…

2017年2月に読んだ本

『剣の王―紅衣の公子コルム3』マイクル・ムアコック 実はコルムまだここまで。最後は豪華キャラクターで盛り上がりを見せたなあ。ジャリーの飄々とした狂言回しぶりがよい。さて後半3部作はいつになるか・・・。『マンボ・ジャンボ』イシュメル・リード『中…